銅
箱館通寶(はこだてつうほう)
箱館通寶とは、幕末に鋳造された鉄製の銭貨です。日本の開国に伴い、函館港での貿易の利便性を図るため、地方貨幣として鋳造されました。今まで日本で用いられた多くの穴銭と違い、中央の穴が円形となっているのが特徴です。また、中央の穴が八角形となっている試鋳銭は、価値の高い物とされています。箱館通寶も他の古銭同様、書体などの差により価値が変わってきます。箱館通寶の換金をお考えの際は、古銭商など、古銭買取の専門店にご相談されてください。
秋田波銭(あきたなみせん)
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希少価値 | ★★★★☆ |
---|---|---|
相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 文久2年 / 1862年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
秋田波銭とは、現在の秋田県にある阿仁鉱山で用いるために鋳造されたとされる銅銭です。銭貨の中央に穴が開いておらず、銭貨の外周を飾る縁もないという、独特の外見を持っています。表面にはその名前のとおり、青海波の波模様が描かれており、そのため、波銅とも呼ばれています。秋田波銭は価値の高い古銭ですので、お売りになる場合には、古銭の買取を専門に行なう業者に依頼することが大切です。
五位堂銭 菊(ごいどうせん きく)
五位堂銭は、銭とつきますが、貨幣として作られたのではありません。
五位堂は鋳物で有名な場所ですが、その鋳物を作る際、溶けた鉄が残ります。
その鉄を用い職人さんたちは、菊などの文様をあしらった、子ども用の「石けり」を作りました。それが五位堂銭というわけです。
近代でも、子どものおもちゃに驚くような価値がつくことがありますが、この五位堂銭も同様です。
もし、五位堂銭を売るのであれば、絵銭を含めた古銭の買取専門店を利用することで、より満足のいく結果が得られるかもしれません。
皇宋通宝(こうそうつうほう)
皇宋通宝とは、北宋時代の中国の貨幣です。
この貨幣は、日本に大量に輸出されたため、寛永通宝ができる以前に、最も流通していた渡来銭でした。
書体は、真書体・篆書体の物が存在します。
大量に鋳造されたようですが、状態のいい物が少ない古銭です。
相場としては低い物になりますが、状態のいい物には必ず需要がある古銭ですので、古銭の専門店に査定を依頼するというのも一つの方法です。
洪武通宝(こうぶつうほう)
洪武通宝とは、中国の明代に鋳造されるようになった貨幣です。
日本では、寛永通宝が鋳造されるまで、渡来銭として利用されていました。
北京、浙江、江西、広東、福建など、その鋳造地を示す文字が貨幣の背面に記されている物もあり、書体などのバリエーションもかなり豊富となっています。
素人ではどの程度の価値があるか判断しにくい物ですので、洪武通宝を売りたい場合には、古銭専門の鑑定士がいる業者に依頼した方が安心でしょう。
小型五銭白銅貨(こがた5せんはくどうか)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 1920年 / 大正9年 / 大正時代 | |
素 材 | 銅、 ニッケル |
ヨーロッパを舞台とした大正3年の第一次世界大戦時の銀相場の高騰により、極端な小銭不足となりったため、銀貨の代わりに臨時の少額紙幣を発行ました。
やがて銀価格の安定と共に少額紙幣の回収目的で十銭白銅貨とともに大正12年まで大量に発行されたました。
その後、昭和6年の満州事変で小銭が不足してきたため、昭和7年に再度発行されました。
価値につきましては、その発行時期により異なりますので、調べる際は価値を正確に評価してくれる古銭やコインの買取店へ依頼するようにしましょう。
青函トンネル開通記念硬貨(せいかんとんねるかいつうきねんこうか)
青函トンネル開通記念硬貨(500円白銅貨)は、建設開始から36年という非常に長い工期を経て1988年に完成した世界最長の「青函トンネル」開通を記念して発行されました。
表面は青函トンネルと津軽海峡を飛ぶかもめ、裏面は北海道と本州をつなぐ海底トンネルの地図がデザインされています。
記念硬貨としては希少性は低いですが、その歴史的な背景が、この記念硬貨の価値を高めています。
お売りになる際は、硬貨買取専門店なら在籍の鑑定士が価値や相場を査定しますので、利用されると良いでしょう。
瀬戸大橋開通記念硬貨(せとおおはしかいつうきねんこうか)
1988年4月に着工以来9年半の歳月をかけて、道路と鉄道の併用橋として世界最大級の瀬戸大橋が完成しました。
この記念硬貨はその開通を記念して「瀬戸大橋開通記念硬貨(500円白銅貨)」として発行されました。
表面は岡山県側から見た瀬戸大橋全景、裏面は本州と四国の地図が美しくデザインされています。
記念硬貨の場合はその状態により価値が変わってまいりますので、換金の相場をお知りになりたい方は、目利き高い査定員に市場価値判断をお願いしてみるのがポイントです。
札幌五輪記念硬貨(さっぽろごりんきねんこうか)
この札幌五輪記念硬貨(正式名称:「札幌冬季オリンピック記念100円白銅貨」)は、1972年にアジア圏では初となる冬季オリンピックの開催を記念して発行されました。
表面はオリンピックの聖火台、裏面は五輪マークと初雪のモチーフで冬をイメージしたインパクトのある図案で人気のある記念硬貨ですが、比較的入手しやすいものの、その状態によっては非常に価値がございます。
記念硬貨は状態によって価値が変動しますので、お売りになりたい方は、一度買取の専門業者に相談することをおすすめいたします。
国際科学技術博覧会記念硬貨(こくさいかがくぎじゅつはくらんかいきねんこうか)
1985年に日本で3回目の国際的な博覧会、通称、つくばEEXPO’85の開催を記念して、この国際科学技術博覧会記念硬貨(500円白銅貨)が発行されました。
表面は筑波山と梅、裏面はEXPOのシンボルマークがデザインされています。
記念硬貨の中では入手が容易ですが、EXPO会場にて限定発売された貨幣セットには通常の貨幣セットよりも販売数が少なく希少価値があるものとされています。
家に眠っている硬貨があれば、価値を知るチャンスとして、査定へだしてみてはいかがでしょうか。
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