10,000〜49,999円
五十円硬貨 エラーコイン(ごじゅうえんこうか えらーこいん)
エラーコインとは製造過程で何かしらのミスが発生して、不良品となったエラー硬貨のことです。
また50円硬貨は穴を開けるという作業があるため、他の硬貨と比べるとエラーが見つかりやすい傾向にあります。
平成22年から平成25年は50円玉の流通が少なく買取価格も高値になりやすいでしょう。
また非常にまれですが穴がない50円玉もあります。
そのような硬貨はプレミアがつき数十万円で取引されることもあるので、専門家に確認してもらうのが良いでしょう。
一厘銅貨(いちりんどうか)
新貨条例施行に伴い、明治3年(1870年)に銅貨の製造が開始されましたが製造所が完成されていなかったため試作品のみとなりました。
明治6年(1873年)改めて一厘硬貨の製造が始まりました。
通品は安価で取売買されるのですが価格差が大きく、特に明治8年(後期)から明治13年までは発行枚数が少ないため希少な古銭です。
買取の際にはよく調べて、時には専門家に一度は相談してみる事をおすすめします。
小型50銭銀貨(こがた50せんぎんか)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 1922年 / 大正11年 / 大正時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
大正11年発行の小型50銭銀貨は、第一次世界大戦後の好景気による銀地金の高騰で失われた銀貨が多く、小銭不足でしたが、大正9年をピークに大正10年頃には銀価格が安定しましたので、改めて作られた銀貨です。
デザインは表面が鳳凰(フェニックス)であることから鳳凰50銭銀貨とも呼ばれています。
銀貨でありながら発行数が非常に多いため入手が容易でコレクターには人気があります。
換金ををお願いするか検討中でしたら、実績のある買取専門店へ一度は相談してみる事をおすすめします。
貨幣史(かへいし)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 平成時代 | |
素 材 | その他 |
貨幣史は歴史上の貨幣(硬貨)を全てあつめた大全集で、歴史上の貨幣の機能や貨幣制度がよくわかる貴重なセットです。また財運隆盛・商売繁盛を願い購入をする人もいます。そのデザインや歴史を見て楽しめる貨幣セットはレプリカでも人気があります。一度買取の専門家にその価値を鑑定してもらうのもいいかもしれません。
一万円 AA券(いちまんえん えーえーけん)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 平成時代 | |
素 材 | 紙 |
ゾロ目や切り番だけでなくAA券と呼ばれるものもプレミアがつく場合があります。
AAというのはA000001Aなど最初と最後が同じアルファベットの紙幣です。
よく間違えるのがAA000001Aという頭にAAがふたつついているお金でこちらは価値がありません。
ただせっかくプレミアがつくお札を持っていたとしても、折れ目があったり、汚れていたりすると、買取の際に極端に価値が下がる場合があります。
できるだけ綺麗な状態で保管し、印象を良くする努力をすることが高額査定のコツになります。
千円紙幣 ゾロ目(せんえんしへい ぞろめ)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 1984年 / 昭和時代、 平成時代 | |
素 材 | 紙 |
1984年(昭和59年)から2007年(平成19年)まで製造されていた日本の千円札です。
夏目漱石の人物が印刷されており、覚えている方も多いのではないでしょうか。
愛好家の中にはゾロ目を好んで集める人が多数います。
そのため夏目漱石の千円札もゾロ目であれば数千円から数万円での買取が期待できるでしょう。
また700000などの切りの良い数字もプレミアがつく場合があります。
売り先を間違えると低く見積もられる場合もありますので、まずは古銭やコインの買取店へ依頼するようにしましょう。
[古寛永]二水永(にすいえい)
寛永通宝は、江戸時代に広く流通した銭貨です。
その中でも二水泳は、寛永3年に水戸の富商・佐藤新助が、江戸幕府と水戸藩の許可を得て鋳造したものです。
表面には漢字の「二」と「水」字を組み合わせたようにな「永」の字が刻まれており、これから二水永の名がついたといいます。
裏面の下部には「三」と鋳込まれ、鋳造年の「寛永三年」を意味しています。
江戸初期に今までの北宋銭や明銭の交換用として使われていました。
買取価格は、数万円ほどです。
寛永通宝自体、江戸時代250年に渡り作られおり、希少価値としてはさほど高くありません。
琉球通寶(りゅうきゅうつうほう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 文久2年 / 1862年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
琉球通寶は、江戸幕府の認可を得た薩摩藩により鋳造された銅銭です。天保通宝によく似た小判形の當百と、円形の半朱があります。書体の変化や、使用している銅合金の色の変化も豊富で、中には10万円以上の価値を持つ物も存在します。このように、分類の多い古銭の価値は、ぱっと見では判断しづらいものですから、もしも琉球通寶をお売りになりたい場合には、古銭買取の専門店で鑑定してもらうことが重要になります。
秋田波銭(あきたなみせん)
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希少価値 | ★★★★☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 文久2年 / 1862年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
秋田波銭とは、現在の秋田県にある阿仁鉱山で用いるために鋳造されたとされる銅銭です。銭貨の中央に穴が開いておらず、銭貨の外周を飾る縁もないという、独特の外見を持っています。表面にはその名前のとおり、青海波の波模様が描かれており、そのため、波銅とも呼ばれています。秋田波銭は価値の高い古銭ですので、お売りになる場合には、古銭の買取を専門に行なう業者に依頼することが大切です。
五位堂銭 菊(ごいどうせん きく)
五位堂銭は、銭とつきますが、貨幣として作られたのではありません。
五位堂は鋳物で有名な場所ですが、その鋳物を作る際、溶けた鉄が残ります。
その鉄を用い職人さんたちは、菊などの文様をあしらった、子ども用の「石けり」を作りました。それが五位堂銭というわけです。
近代でも、子どものおもちゃに驚くような価値がつくことがありますが、この五位堂銭も同様です。
もし、五位堂銭を売るのであれば、絵銭を含めた古銭の買取専門店を利用することで、より満足のいく結果が得られるかもしれません。
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