希少度3 ★★★☆☆
元和通宝(げんなつうほう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
時代背景 | 元和2年 / 1617年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
元和通宝とは、江戸時代の元号を銭銘とした銅銭で、正式な鋳造記録がないため、幕府によって鋳造された銭貨であるのか、発行目的は何なのかなど、謎の多い銭貨です。
銅銭と銀銭がありますが、慶事記念用であったようです。
全体に現存数も少なく、実際に通用しなかった試鋳銭のみであるとも考えられています。
元和通宝は、非常に価値の高い古銭ですので、古銭買取の専門店に一度査定に出すことを検討してみてはいかがでしょうか。
細倉当百(ほそくらとうひゃく)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 文久3年 / 1863年 / 江戸時代 | |
素 材 | 鉛 |
細倉当百とは、仙台藩の細倉鉱山で通用した、約6センチ四方の正方形、重さ約180グラムという大型の貨幣です。表面には「細倉當百」、裏面には奥州藤原氏、藤原秀衡の花押を模した「秀」の文字が刻印されていますが、鉱山で産出された鉛で鋳造されているため、刻印がきれいに残っている物は少ないようです。古銭は、その状態や書体などによって価値が変わりますので、換金される場合には、古銭買取に実績のある、信頼できるお店をご利用ください。
金円世宝(きんえんよほう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 文明2年 / 1470年頃 / 室町時代 | |
素 材 | 銅 |
金円世宝とは、琉球王国の尚円王時代の銅銭で、その鋳造目的は、日明貿易で用いられた永楽通宝の不足をまかなうためであったようです。表面には「金円世寶」と刻印されており、裏面は無紋です。「大世通宝」、「世高通宝」、とともに、「琉球三世銭」とも呼ばれています。金円世宝の鋳造枚数自体、あまり多くはなかったようですので、貴重な古銭といえます。換金をお考えで、相場や価値がわからずご不安の場合には、古銭買取専門のお店にご相談ください。
[日本銀行券C号]聖徳太子1万円
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 昭和33年 / 1958年 / | |
素 材 | 紙 |
聖徳太子万円札C号は日本銀行券で最高額の紙幣です。
初の一万円券として発行されると、高度経済成長の一端を担い広まりました。
表には聖徳太子が刻まれ、法隆寺夢殿の透かしがはいっており、C号券とも呼ばれます。
通常は一万円前後で取引されることが多い品ですが、美品や一桁ナンバー、ぞろ目、ミスプリントなどは高額になる可能性もあります。
保存状態が良ければ、数万円から数十万円の価値になることもありますので、気になるのであれば、専門家にみてもらうと良いでしょう。
治平元寳(じへいげんぽう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 万治2年 / 1659年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
江戸時代の長崎では、幕府の認可を受け、輸出用の銅銭を鋳造していました。それが長崎貿易銭です。いくつかの種類が知られていますが、多くは宋銭の銘を転用した物です。その中の一つである治平元寳は、残存数が少ないため価値があります。しかし、古銭の表面に治平元寳と書かれていても、それが宋銭なのか、長崎貿易銭なのかは、簡単に判断できるものではありません。ですから、治平元寳と書かれた古銭の売却をお考えならば、古銭買取の専門店に相談することが大切です。
真文二分判(しんぶんにぶばん)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 文政元年 / 1818年 / 江戸時代 | |
素 材 | 金、 銀 |
二分金・二分判とは、江戸時代から明治時代にかけて鋳造された長方形の金貨です。
表面には五三の桐と二分の文字、裏面には金座後藤家初代である「光次」の署名と花押が刻印されています。
一般的に6種類の物が知られていますが、それぞれ書体やサイズで判別が可能です。
二分金・二分判は、貴金属として以上に、古銭として価値の高い物ですから、換金をお考えの際には、目利きのできる鑑定士在籍の古銭買取の専門店にご依頼することで、より満足のいく結果が得られるかもしれません。
神功開宝(じんぐうかいほう・じんこうかいほう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 天平神護元年 / 765年 / 奈良時代 | |
素 材 | 青銅 |
神功開宝は、765年の奈良時代に鋳造された、日本で3番目の皇朝銭です。
表面には、時計回りに「神功開寳」と書かれており、裏面は無紋です。
万年通宝に替わる通貨として発行され、万年通宝と等価で併用されました。
「神功開寳」の書体には多種多様な物が存在し、それによって古銭としての価値が変わります。
書体の差で最もわかりやすいのは、「功」の「力」の部分が「刀」となっている物があります。
古銭の市場には、1万円未満の物から、数百万円という希少価値を持つ物まで存在し、コレクターも多い古銭になっています。
秋田鍔銭(あきたつばせん)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 文久3年 / 1863年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
秋田鍔銭とは、久保田藩により鋳造された地方銭の一種です。名前のとおり、刀の鍔のような形状をしていますが、これは久保田藩主佐竹氏の所有する鍔をモデルにしたとされています。銭貨の背面に八卦の模様があることから、八卦銭とも呼ばれています。この古銭は、表面に描かれた鳳凰の尾の長さによって数種類に分類されており、それぞれ価値が違っています。秋田鍔銭を換金されるときには、古銭の買取をしてくれる専門店に鑑定を依頼することが大切になります。
[南アフリカ] クルーガーランド金貨(くるーがーらんどきんか)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 明治25年 / 1892年 / 明治時代 | |
素 材 | 金 |
クルーガーランド金貨は、南アフリカ共和国造幣局発行の地金型金貨です。
この金貨は1ポンド金貨を模していて、1892年から1900年にかけて発行されました。
表面には元大統領ポール・クリューガーの肖像が、裏面にはアンテロープの一種スプリングボックが描かれています。
投資目的として購入されることが多いのですが、通貨の価値がさがるとプレミアムが消えてしまいます。
売買するタイミングが難しい時期もありますので、買取はよく考えて慎重にお売り頂くことが大切です。
文政一朱金(ぶんせいいっしゅきん)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 文政7年 / 1824年 / 江戸時代 | |
素 材 | 金、 銀 |
文政一朱金とは江戸時代に鋳造されていた非常に小型の金貨です。
硬貨の形状が1センチ角の正方形であることがから、角一朱とも呼ばれています。
材質としては、金の含有量よりも銀の含有量が高いため、見た目が銀色に近くなっている物も存在します。
色みなどの状態によっても相場は変わりますが、文政一朱金は非常に価値の高い古銭です。
お売りになる際は、古銭買取業者に相談して価値や相場を調べてもらうのが賢明です。
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