希少度3 ★★★☆☆
水戸虎銭(みとこせん、みととらせん)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 慶応3年 / 1867年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
水戸虎銭は、幕末の日本で鋳造された地方銭の一種で、もともとは、水戸藩の銭座が吹き始めの際に、記念としてまいた蒔銭(まきぜに)であったと言われています。
表裏の判断には諸説あり、より深く刻印されているほうが表面とされています。
古銭は状態などによって価値が上下するものですので、水戸虎銭をより高くお売りになりたい場合には、古銭の買取実績がある鑑定士が在籍しているお店に相談されることをおすすめいたします。
慶長通宝(けいちょうつうほう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 慶長11年 / 1606年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
慶長通宝は、それまで広く流通していた永楽通宝に代わる銭貨として、江戸幕府により鋳造されたと言われています。
幕府により一から製造された鋳型により鋳造された物と、永楽通宝から「永楽」の文字を削って改造した物を鋳型とした私鋳銭が存在し、その鋳造方法や書体などにより、古銭としての価値に大きな差があります。
ですので、慶長通宝をお売りになる場合、古銭専門の鑑定士がいる古銭買取業者に、査定してもらうことがとても重要です。
秋田藩 広郭(あきたはん こうかく)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 幕末 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
保通宝の中で、藩鋳銭と呼ばれる物は、本来は鋳造の権利のない各藩が秘密裏に鋳造した、いわば、偽造通貨です。
秋田藩鋳銭も、その例にもれず、密鋳された銭貨で、裏に描かれた花紋が大きめであることが特徴です。
広郭というのは、中央の穴の周りにある縁が幅広であることを示しています。
文字も縦長で、背の花押が特に大きいです。
秋田藩鋳銭の相場は、1万円以上とされていますので、お売りになる場合は、古銭の価値を正しく評価できる、古銭専門の買取業者がおすすめです。
新20円金貨(しん20えんきんか)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
時代背景 | 明治30年 / 1897年 / 明治時代 | |
素 材 | 金、 銅 |
新20円金貨は、日本において金本位制が確立された明治30年に発行され、以来、昭和7年まで、たびたび発行された20円金貨です。
旧20円金貨と比べると重量は半分で、発行枚数も多いため、比較的手に入りやすい金貨といえます。
そのため、コインのコレクターには大変に人気の高い金貨でもあります。
新20円金貨は、発行年や、その状態により買取相場が大きく異なりますので、プロの鑑定士に
正しい価値を見出してもらうことが重要です。
換金をお考えの際は、売買実績のある古銭買取業者を是非利用されることをおすすめします。
鐚銭(びたせん・びたぜに)
鐚銭とは、室町時代から江戸時代の日本で、渡来銭や皇朝銭をそのまま型に用いるなどして、私的に鋳造され、流通していた貨幣のことを指しています。
文字が判読できない物や、縁がつぶれている物、一回り小さい物など、よく言えば趣のある外見を持つことが特徴です。
「びた一文」という言葉は、まさにこれらの貨幣のことを指しているわけですが、古銭としての価値は「びた一文」というわけではありません。
鐚銭を売る場合には、専門の古銭買取業者に依頼し、専門の鑑定士にご相談ください。
秋田銀判 四匁六分(あきたぎんばん しもんめろくぶ)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 文久3年 / 1863年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銀 |
秋田銀判の四匁六分は、縦が約67ミリ、横が約39ミリの大ぶりの銀貨です。
幕末に国内の貨幣が不足したため、幕府が鋳造を許可した地方貨幣の一つです。
幕府発行の一分銀が二匁三分でしたから、四匁六分は二分相当として通用しました。
使用されている銀は非常に高品質で、その純度は95%ほどあります。
秋田銀判は、落ち着いた色彩に荒々しい独特のうねりを持つ、魅力的な外見をした古銭です。
この銀判の価値を調べたい場合は、鑑定士が在籍する古銭買取専門店での査定が望ましいでしょう。
日露戦争軍票(にちろせんそうぐんぴょう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 明治38年 / 1905年 / 明治時代 | |
素 材 | 紙 |
日露戦争軍票とは、日露戦争中、戦場となった満州や朝鮮半島で使用されていた疑似紙幣の一種です。
明治通宝のデザインがそのまま流用されていますが、現地での使用を考え、裏面にはハングルでのただし書きも記されています。
この軍票は銀貨に交換が可能でしたが、日露戦争は日本の勝利で終わったため、記念として持ち帰る人も多かったようです。
身内からもらい受けられた日露戦争軍票がお手元にあって、価値を調べたいのなら、古銭を買取するお店に相談されることをおすすめします。
大型五銭白銅貨(おおがた5せんはくどうか)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 大正6年 / 1917年 / 大正時代 | |
素 材 | 銅、 ニッケル |
大正5年の貨幣法の第3次改正に基づき、識別・偽造防止から有孔コインが採用されました。
大きさは前二代と同じサイズですが、厚みはやや薄くなっています。
表が菊の紋章と桐、裏が青海波と八稜鏡、ギザはないデザインとなっています。
あまり流通しなかったこともあり、状態の良いものが多く残されているようで、比較的安く手に入るようです。
普通品・普通年で1000円程度からとなっていますが、大正6~7年のものはやや希少で、2~3倍程度になっています。
元和通宝(げんなつうほう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
時代背景 | 元和2年 / 1617年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
元和通宝とは、江戸時代の元号を銭銘とした銅銭で、正式な鋳造記録がないため、幕府によって鋳造された銭貨であるのか、発行目的は何なのかなど、謎の多い銭貨です。
銅銭と銀銭がありますが、慶事記念用であったようです。
全体に現存数も少なく、実際に通用しなかった試鋳銭のみであるとも考えられています。
元和通宝は、非常に価値の高い古銭ですので、古銭買取の専門店に一度査定に出すことを検討してみてはいかがでしょうか。
細倉当百(ほそくらとうひゃく)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 文久3年 / 1863年 / 江戸時代 | |
素 材 | 鉛 |
細倉当百とは、仙台藩の細倉鉱山で通用した、約6センチ四方の正方形、重さ約180グラムという大型の貨幣です。表面には「細倉當百」、裏面には奥州藤原氏、藤原秀衡の花押を模した「秀」の文字が刻印されていますが、鉱山で産出された鉛で鋳造されているため、刻印がきれいに残っている物は少ないようです。古銭は、その状態や書体などによって価値が変わりますので、換金される場合には、古銭買取に実績のある、信頼できるお店をご利用ください。
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