ニッケル
沖縄復帰20周年記念硬貨(おきなわふっき20しゅうねんきねんこうか)
沖縄復帰20年を記念して発行された記念硬貨がこの500円白銅貨です。
表は沖縄の首里城正殿、裏面には向い合った龍が描かれています。
比較的入手が容易なため完全未使用である場合以外はプレミアムとしての価値は期待できませんがプルーフセットの発行数は通常白銅貨に比べ4万7000個と圧倒的に少なく、1万円前後で取引されています。
高値になるまでもったいない等と思われたら、古銭コインの買取専門店にまずご相談されると良いでしょう。
FIFAワールドカップ記念硬貨(ふぃふぁわーるどかっぷきねんこうか)
FIFAワールドカップ記念硬貨は、このニッケル黄銅貨のほかに銀貨、金貨があります。
「2002年FIFAワールドカップ記念500円ニッケル黄銅貨」とも呼ばれますが、表面のデザインは、ユーラシア・アフリカ、アジア・オセアニア、南・北アメリカの地図と選手のモチーフが使用され、裏面はエンブレムとサッカーの試合時間のイメージです。
3種類すべて価値も同等ですがプルーフ貨幣セットもございますので、お売りになる際はコイン・古銭の買取専門店へ査定に出し、正しい価値を確認しておきましょう。
内閣制度創始100周年記念硬貨(ないかくせいどそうし100しゅうねんきねんこうか)
明治18年に初代内閣総理大臣伊藤博文が任命されて日本の内閣制度が発足し、昭和60年(1985年)に100周年を迎えた記念として発行された額面500円の白銅貨です。
デザインは表面が内閣総理大臣旧官邸、裏面は内閣の印相の図案となっています。
比較的入手が容易なミントセットによるコレクションには、値頃感があるためコレクターに人気があります。
お手元のこの硬貨を換金したい方は、信頼できる硬貨の専門業者に現在の相場がどうなっているか等をお問合せしてみましょう。
大阪万博記念硬貨(おおさかばんぱくきねんこうか)
1970年の大阪万博を記念して発行されて「日本万国博覧会記念100円白銅貨幣」という正式名称を持つ、この大阪万博記念硬貨は、比較的購入しやすい記念貨幣として人気があります。
葛飾北斎の「赤富士」が描かれた趣のある表面と博覧会のシンボルマークがデザインされている裏面とのコントラストが大変に印象的です。
貨幣セットであれば非常に価値がありますので、価値が気になる方は、買取業者へ一度試しに査定に出してみる事をおすすめします。
南極地域観測50周年記念五百円硬貨(なんきょくちいきかんそく ごじゅっしゅうねんきねん ごひゃくえんこうか)
1956年の南極地域観測予備隊から50年を記念して2007年に発行された硬貨です。
表には越冬隊が基地に残した樺太犬15頭のうち生き残ったタロとジロ、そして観測船「宗谷」が描かれ、裏には南極大陸とオーロラ(4つの星は、昭和基地を含む観測施設を表したもの)が確認できます。
完全未使用品の通常貨幣をプラスチックケースに入れたミントセットもあり、状態により価値が大きく変わりますので、換金など買取をお願いするか検討中であれば、一度は相談してみる事をおすすめします。
2ユーロ記念硬貨(にゆーろきねんこうか)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 2004年 / 平成時代 | |
素 材 | 銅、 ニッケル |
2ユーロ記念硬貨は全てのユーロ圏で2004年以降、通貨として発行された記念硬貨です。
各国の歴史的記念日や特別重要行事に注目を集める目的で作られました。
硬貨市場の相場は額面価格よりも高いのが普通ですが、とくにバチカンの2ユーロ記念硬貨は発行が少なく、非常に価値があるとされ、額面の50倍以上の相場で取引をされています。
発行数もかなり国によって異なり価値が変わりますので、より高く売りたいのであれば、古銭を取り扱う専門店に相談したほうがいいでしょう。
50州25セント硬貨(ごじっしゅうにじゅうごせんとこうか)
「State Quarters」の愛称で知られるこの硬貨は、「50州25セント硬貨プログラム」で発行されました。
25セントコレクターとしては要チェックのコインとなっていて、全部で50種類の図柄を全部そろえて友人や家族へのサプライズのプレゼントとしても活用されています。
その図柄によって価値が変動しますので、数をお持ちで換金をお考えの方は古銭専門の買取業者に相談し、より高く売る方法のアドバイスを受けてみるのがオススメです。
小型五銭白銅貨(こがた5せんはくどうか)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 1920年 / 大正9年 / 大正時代 | |
素 材 | 銅、 ニッケル |
ヨーロッパを舞台とした大正3年の第一次世界大戦時の銀相場の高騰により、極端な小銭不足となりったため、銀貨の代わりに臨時の少額紙幣を発行ました。
やがて銀価格の安定と共に少額紙幣の回収目的で十銭白銅貨とともに大正12年まで大量に発行されたました。
その後、昭和6年の満州事変で小銭が不足してきたため、昭和7年に再度発行されました。
価値につきましては、その発行時期により異なりますので、調べる際は価値を正確に評価してくれる古銭やコインの買取店へ依頼するようにしましょう。
菊五銭白銅貨(きくごせんはくどうか)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 明治21年 / 1888年 / 明治時代 | |
素 材 | 銅、 ニッケル |
明治3年に発行された銀貨の五銭は、小さい上に使い勝手悪く世間では不評でした。
そのため明治21年の新貨条例(明治8年に貨幣条例に改称)では変更され、菊五銭白銅貨が生まれたのです。
白銅はニッケルと銅の合金で耐久性に優れ世界の硬貨にも使用されるようになりました。
希少的な価値は低く、比較的安価で取引されることが多いでしょう。
ただ明治28年だけは発行数が少なく未使用品では二万円を超えることもありますので、プロの鑑定士に正確な価値を判断してもらうと良いでしょう。
十銭ニッケル貨(じゅっせんにっけるか)
十銭ニッケル貨は明治30年の貨幣法の改正で、昭和8年より製造されました。
材質が今までの白銅貨から耐久に優れているニッケルに変更されたのが特徴です。
また融点が高いため当時の技術では偽造が難しく偽造防止にも役に立ちました。
希少性は高くなく通常数百円で買取されることが多いようです。
ただ美品になると数千円で取引されることもあるため、一度は鑑定してもらい、他の古銭などと一緒に買い取ってもらってもいいでしょう。
古銭は洗浄してしまうと価値が下がりますのでご注意ください。
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