銀
元和通宝(げんなつうほう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
時代背景 | 元和2年 / 1617年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
元和通宝とは、江戸時代の元号を銭銘とした銅銭で、正式な鋳造記録がないため、幕府によって鋳造された銭貨であるのか、発行目的は何なのかなど、謎の多い銭貨です。
銅銭と銀銭がありますが、慶事記念用であったようです。
全体に現存数も少なく、実際に通用しなかった試鋳銭のみであるとも考えられています。
元和通宝は、非常に価値の高い古銭ですので、古銭買取の専門店に一度査定に出すことを検討してみてはいかがでしょうか。
二十銭銀貨幣 旭日龍(にじゅっせんぎんかへい きょくじつりゅう)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 明治4年 / 1871年 / 明治時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
20銭銀貨幣(旭日龍)は明治4年(1871年)布告の新貨条例により発行されました。
同時に補助貨幣の銀貨として五十銭、十銭が発行されています。
買取は数千円が普通ですが、美品になると一万円をこえることもあります。
特に初期のコインは製造技術が十分ではなく、デザインが欠けていたりずれていたりすることがあります。
お客様自身も気づかなかったプレミアが付くものもありますので、そういった場合ですと想像を上回る価格での買取が期待できるでしょう。
二十銭銀貨幣 旭日 (にじゅっせんぎんかへい きょくじつ)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 明治時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
明治39年(1906年)、銀相場が上昇に転じたことで銀を約25%減量し、龍図を日章に変更する改正が行われました。
その時に発行されたのが20銭銀貨幣(旭日)です。
通品は数千円で取引されることが多い古銭ですが、特に明治44年に発行された品は数が出回っておらず、愛好家の間で人気があります。
買取となると数十万円の価値があるものもありますので、買取専門店の鑑定士に慎重に調べてもらってから換金をした方がよいでしょう。
二朱銀(にしゅぎん)
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希少価値 | ★★★★☆ |
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相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
時代背景 | 安政6号年 / 1859年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銀 |
二朱銀とは、江戸時代に鋳造された長方形の銀貨です。
とくに二朱銀と表面に書かれている安政二朱銀の鋳造目的は、横浜港での貿易取引においてドル通貨へ引き換えるためでしたが、この銀貨はアメリカに受け入れられず、二朱銀が実際に通用していた期間は22日間と非常に短いものでした。
鋳造自体も4カ月で終了となりましたので、古銭としても希少価値の高い物となっています。
二朱銀の換金をお考えの際には、専門家の目利き次第では高い価値の可能性もありますので、まずは古銭専門の買取業者へ査定依頼してみましょう。
安政一朱銀(あんせいいっしゅぎん)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 嘉永6年 / 1853年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銀 |
一朱銀とは、江戸時代から明治にかけて鋳造され、流通していた長方形の銀貨です。
文政南鐐一朱銀以外の物には、表面に「一朱銀」、裏面に「定 銀座 常是」の文字が記されています。
一朱銀は、書体による分類が非常に多く、嘉永一朱銀が35種類、それと同年代に鋳造された安政一朱銀には63種類が存在しています。
それぞれに相場も異なり、希少な物も存在します。
一朱銀の換金の際には、その価値をよく理解している古銭買取のお店をご利用すると良いでしょう。
状態次第では意外に買取ってもらう時に高く付く可能性もあります。
天保一分銀(てんぽういちぶぎん)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 天保8年 / 1837年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銀 |
一分銀とは、江戸時代末期から明治初期に流通していた長方形の銀貨です。
天保8年から明治2年までの間に、4種類の一分銀が鋳造されています。
表面には「一分」の文字、背面には「定 銀座 常是」と刻印され、両面ともに、縁を飾るように桜の花の意匠が施されています。
一分銀は、書体などに多くのパターンが存在し、それによって価値が大きく変わります。
信頼のおける古銭買取業者さんに相談することで、より満足のいく結果が得られるかもしれませんので、利用してみると良いでしょう。
真文二分判(しんぶんにぶばん)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 文政元年 / 1818年 / 江戸時代 | |
素 材 | 金、 銀 |
二分金・二分判とは、江戸時代から明治時代にかけて鋳造された長方形の金貨です。
表面には五三の桐と二分の文字、裏面には金座後藤家初代である「光次」の署名と花押が刻印されています。
一般的に6種類の物が知られていますが、それぞれ書体やサイズで判別が可能です。
二分金・二分判は、貴金属として以上に、古銭として価値の高い物ですから、換金をお考えの際には、目利きのできる鑑定士在籍の古銭買取の専門店にご依頼することで、より満足のいく結果が得られるかもしれません。
貿易銀(ぼうえきぎん)
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希少価値 | ★★★★☆ |
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相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
時代背景 | 明治8年 / 1875年 / 明治時代 | |
素 材 | 銀 |
貿易銀は19世紀後半に、貿易のためだけに発行された大型銀貨のことで、アメリカ合衆国、日本およびイギリスで使用されたました。
日本では1875年(明治8年)から発行された「貿易銀」と表記された銀貨をさしますが、1871年(明治4年)から発行された一円銀貨すべてを貿易銀をいう場合もあります。
近代銭の中でも特に人気で、流通量が少ない明治10年の貿易銀は十万円以上の買取価格が期待できます。
ただ贋作も多いため、プロの鑑定士でないと正しい価値を見出すのが難しい場合もありますので注意が必要です。
文政一朱金(ぶんせいいっしゅきん)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 文政7年 / 1824年 / 江戸時代 | |
素 材 | 金、 銀 |
文政一朱金とは江戸時代に鋳造されていた非常に小型の金貨です。
硬貨の形状が1センチ角の正方形であることがから、角一朱とも呼ばれています。
材質としては、金の含有量よりも銀の含有量が高いため、見た目が銀色に近くなっている物も存在します。
色みなどの状態によっても相場は変わりますが、文政一朱金は非常に価値の高い古銭です。
お売りになる際は、古銭買取業者に相談して価値や相場を調べてもらうのが賢明です。
メキシコ貿易銀(めきしこぼうえきぎん)
貿易銀はもともと15世紀後半から東洋、主に中国などから品物を輸入するために作られた決済のための硬貨です。
メキシコ貿易銀は1535年から製造されはじめ、ヨーロッパや中国、世界各国で流通し主導的な役割を果たしました。
また明治時代の日本の貨幣制度にも大きな役割をはたしたのです。
主にメキシコ貿易銀は8リアルクラウン銀貨と呼ばれており、多少のプレミアがつくこともあります。
買取価格も数千円から数万円と、古銭初心者でも購入しやすい金額設定です。
買取の際は、鑑定士が在籍する古銭・コインの買取専門店での査定が安心できるでしょう。
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