500〜999円
淳熙元宝(じゅんきげんぽう)
淳熈元宝とは、南宋の第2代皇帝孝宗の時代に鋳造された銭貨です。
南宋で鋳造された銭貨の背面には、鋳造された年数が刻印されているため、南宋番銭と呼ばれ、コレクターから親しまれていますが、この銭貨は七から始まり、十六までが存在します。
真書、篆書、隷書体があり、物によっては5,000円から1万円以上の価値で取引がされています。
人気のある古銭ですので、古銭買取のを利用することで、より満足のいく結果が得られるかもしれません。
[新寛永] 小梅銭(こうめせん)
小梅銭とは、元文2年から、江戸の本所小梅村、現在ではスカイツリーが建っているあたりで鋳造されていた寛永通宝です。
小型で軽く、背面に「小」の文字が書かれていることが特徴です。
元文4年以降に作られた小梅銭よりも中央の穴が狭く作られているために「狭穿」とされています。
小梅銭の書体は、寛永通宝の中でも豊富なものになっていますので、適正な相場でお売りになりたい場合は、古銭の買取専門店に相談することが大切です。
紹聖元寳(しょうせいげんぽう)
江戸時代に行なわれた南蛮貿易では、北宋などで鋳造された数種類の銭貨をもとに、貿易専用の銅銭である長崎貿易銭が鋳造されていました。紹聖元寳と書かれた銅銭も、長崎貿易銭の一つです。1094年に北宋で鋳造された紹聖元寳には行書体と篆書体がありますが、長崎貿易銭の紹聖元寳には篆書のみ存在します。長崎貿易銭は、古銭の中でも価値の高い物となっています。換金をお考えの際には、ぜひ、古銭買取の専門業者に依頼してください。
FIFAワールドカップ記念硬貨(ふぃふぁわーるどかっぷきねんこうか)
FIFAワールドカップ記念硬貨は、このニッケル黄銅貨のほかに銀貨、金貨があります。
「2002年FIFAワールドカップ記念500円ニッケル黄銅貨」とも呼ばれますが、表面のデザインは、ユーラシア・アフリカ、アジア・オセアニア、南・北アメリカの地図と選手のモチーフが使用され、裏面はエンブレムとサッカーの試合時間のイメージです。
3種類すべて価値も同等ですがプルーフ貨幣セットもございますので、お売りになる際はコイン・古銭の買取専門店へ査定に出し、正しい価値を確認しておきましょう。
内閣制度創始100周年記念硬貨(ないかくせいどそうし100しゅうねんきねんこうか)
明治18年に初代内閣総理大臣伊藤博文が任命されて日本の内閣制度が発足し、昭和60年(1985年)に100周年を迎えた記念として発行された額面500円の白銅貨です。
デザインは表面が内閣総理大臣旧官邸、裏面は内閣の印相の図案となっています。
比較的入手が容易なミントセットによるコレクションには、値頃感があるためコレクターに人気があります。
お手元のこの硬貨を換金したい方は、信頼できる硬貨の専門業者に現在の相場がどうなっているか等をお問合せしてみましょう。
[古寛永] 浅草銭(あさくさせん)
浅草銭とは、寛永13年に、浅草橋場に銭座が設置されてから鋳造されるようになった寛永通宝で、御蔵銭(おくらせん)とも呼ばれています。
多種多様な種類が存在する寛永通宝の中でも、とくに浅草銭は、その書体の多様さから「志津磨百手」とも呼ばれるほどで、その価値は、素人にはとても判断できるものではありません。
1枚ごとに異なるとも言われています。
ですから、もしも浅草銭を換金したいと考えるなら、古銭を専門に買取してくれるお店に相談することをおすすめします。
南極地域観測50周年記念五百円硬貨(なんきょくちいきかんそく ごじゅっしゅうねんきねん ごひゃくえんこうか)
1956年の南極地域観測予備隊から50年を記念して2007年に発行された硬貨です。
表には越冬隊が基地に残した樺太犬15頭のうち生き残ったタロとジロ、そして観測船「宗谷」が描かれ、裏には南極大陸とオーロラ(4つの星は、昭和基地を含む観測施設を表したもの)が確認できます。
完全未使用品の通常貨幣をプラスチックケースに入れたミントセットもあり、状態により価値が大きく変わりますので、換金など買取をお願いするか検討中であれば、一度は相談してみる事をおすすめします。
十銭ニッケル貨(じゅっせんにっけるか)
十銭ニッケル貨は明治30年の貨幣法の改正で、昭和8年より製造されました。
材質が今までの白銅貨から耐久に優れているニッケルに変更されたのが特徴です。
また融点が高いため当時の技術では偽造が難しく偽造防止にも役に立ちました。
希少性は高くなく通常数百円で買取されることが多いようです。
ただ美品になると数千円で取引されることもあるため、一度は鑑定してもらい、他の古銭などと一緒に買い取ってもらってもいいでしょう。
古銭は洗浄してしまうと価値が下がりますのでご注意ください。
関西国際空港開港記念硬貨(かんさいこくさいくうこうかいこうきねんこうか)
関西国際空港は1994年に大阪湾内の人工島に作られた海上空港で、世界で初めてすべてが人工島からなる海上空港ですが、その開港を記念して、この関西国際空港開港記念硬貨、別名「関西空港記念500円白銅貨」が発行されました。
比較的入手が容易のため人気がありますが、プルーフセットであれば価値が上がりますので、少しでも高くお売りになりたい方は、専門の買取業者に相談されると市場価値に基づいた査定額を提示してもらえますのでオススメです。
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