銅
[新寛永] 文銭(ぶんせん)
もし、あなたの持っている寛永通宝の背面に、「文」と書かれているならば、それは、文銭と呼ばれる物です。
寛文8年に、亀戸で鋳造が開始されたとされています。
裏に「文」の字があることから、文銭(ぶんせん)とも呼ばれていました。
しかし、文銭といっても、それで1種類というわけではなく、その書体などによって多くの種類に分類され、中には20万円を超える価値を持つ物も存在します。
お手元の文銭の換金をお考えならば、古銭の買取を専門にするお店で鑑定してもらうことをおすすめします。
南極地域観測50周年記念五百円硬貨(なんきょくちいきかんそく ごじゅっしゅうねんきねん ごひゃくえんこうか)
1956年の南極地域観測予備隊から50年を記念して2007年に発行された硬貨です。
表には越冬隊が基地に残した樺太犬15頭のうち生き残ったタロとジロ、そして観測船「宗谷」が描かれ、裏には南極大陸とオーロラ(4つの星は、昭和基地を含む観測施設を表したもの)が確認できます。
完全未使用品の通常貨幣をプラスチックケースに入れたミントセットもあり、状態により価値が大きく変わりますので、換金など買取をお願いするか検討中であれば、一度は相談してみる事をおすすめします。
一厘銅貨(いちりんどうか)
新貨条例施行に伴い、明治3年(1870年)に銅貨の製造が開始されましたが製造所が完成されていなかったため試作品のみとなりました。
明治6年(1873年)改めて一厘硬貨の製造が始まりました。
通品は安価で取売買されるのですが価格差が大きく、特に明治8年(後期)から明治13年までは発行枚数が少ないため希少な古銭です。
買取の際にはよく調べて、時には専門家に一度は相談してみる事をおすすめします。
大統領1ドル硬貨(だいとうりょう1どるこうか)
2007年から2016年まで10年の間に発行された美しい1ドル硬貨です。
第1貨の初代大統領ジョージ・ワシントンから始まり2016年の最終コイン39貨は第40 代のロナルド・レーガン大統領でした。
この通貨発行規定では存命中の大統領は除外されますので、第39 代 大統領ジミー・カーターは除かれました。
2012年以降は流通目的ではなくコレクターのためだけに発行されており、その買取相場や換金の価値は変わってきますので、ぜひ古銭買取の専門家に相談すると良いでしょう。
小型50銭銀貨(こがた50せんぎんか)
![]() ![]() |
希少価値 | ★★☆☆☆ |
---|---|---|
相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 1922年 / 大正11年 / 大正時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
大正11年発行の小型50銭銀貨は、第一次世界大戦後の好景気による銀地金の高騰で失われた銀貨が多く、小銭不足でしたが、大正9年をピークに大正10年頃には銀価格が安定しましたので、改めて作られた銀貨です。
デザインは表面が鳳凰(フェニックス)であることから鳳凰50銭銀貨とも呼ばれています。
銀貨でありながら発行数が非常に多いため入手が容易でコレクターには人気があります。
換金ををお願いするか検討中でしたら、実績のある買取専門店へ一度は相談してみる事をおすすめします。
関西国際空港開港記念硬貨(かんさいこくさいくうこうかいこうきねんこうか)
関西国際空港は1994年に大阪湾内の人工島に作られた海上空港で、世界で初めてすべてが人工島からなる海上空港ですが、その開港を記念して、この関西国際空港開港記念硬貨、別名「関西空港記念500円白銅貨」が発行されました。
比較的入手が容易のため人気がありますが、プルーフセットであれば価値が上がりますので、少しでも高くお売りになりたい方は、専門の買取業者に相談されると市場価値に基づいた査定額を提示してもらえますのでオススメです。
日本貨幣史大全(にほんかへいしたいぜん)
本貨幣史大全は東京書芸館が販売しており、歴代の日本の貨幣を額に納めたコレクション品です。貨幣の総数は239枚もあり、珍しい記念硬貨や、入所困難な稀少現行貨幣なども含まれています。定価は174,074円(税抜)です。眺めているだけでも楽しめる貨幣史のセットです。日本国内だけではなく、海外の方にも喜ばれる、歴史とロマンの結集です。本貨幣史大全自体が高価なものなので、買取価格も期待できるかもしれません。ぜひプロの査定をお勧めします。
世界遺産 法隆寺(せかいいさん ほうりゅうじ)
日本の世界遺産登録を記念して、平成28年度までに18件の記念貨幣セットが造幣局から販売されており、「世界文化遺産貨幣セット」と「世界文化遺産プルーフメダルセット」の2種類があります。平成7年度には法隆寺をモチーフに、一円から五百円まで硬貨と記念コインが発行されました。買取価格は数百円から数千円で取引されることが多く高額にはなりにくいですが、記念品として楽しむことができます。
世界遺産 屋久島(せかいいさん やくしま)
日本の世界遺産登録を記念して、平成28年度までに18件の記念貨幣セットが造幣局から販売されています。「世界文化遺産貨幣セット」と「世界文化遺産プルーフメダルセット」の2種類があり、プルーフメダルセットでは美しく特殊加工された、現代の硬貨と記念メダルがセットになっています。平成7年度は屋久島が登録されました。買取価格は数百円から数千円で取引されることが多く高額にはなりにくですが、今後価値があがる可能性もあります。
桜の通り抜け(さくらのとおりぬけ)
桜の通り抜け貨幣セットとは大阪の造幣局で開催されている「桜の通り抜け」を記念して毎年作られるメダルのことです。その年度の流通してない未使用の1円から五百円までの6種類と、銀製の記念板がケースに入ってます。販売数が限定されていることから、年度によってはプレミアがつく場合もあり、通常は数千円で換金されることが多いようです。記念コインなので今後買取にも価値があがる可能性もあります。
おすすめ記事
-
[新寛永] 正字背文(せいじはいぶん)...
正字背文の寛永通宝とは、寛文8年に亀戸で発行された1文銭のことで、無地 -
[新寛永] 小梅銭(こうめせん)...
小梅銭とは、元文2年から、江戸の本所小梅村、現在ではスカイツリーが建っ -
[新寛永] 石ノ巻銭(いしのまきせん)...
この画像の石ノ巻銭、重揮通背仙の寛永通宝とは、享保13年ごろに、陸奥国 -
[古寛永] 芝銭(しばせん)...
芝銭は、寛永13年に江戸幕府によって銭座が設置された際に、最初に鋳造さ -
[古寛永] 浅草銭(あさくさせん)...
浅草銭とは、寛永13年に、浅草橋場に銭座が設置されてから鋳造されるよう -
[新寛永] 文銭(ぶんせん)...
もし、あなたの持っている寛永通宝の背面に、「文」と書かれているならば、 -
[古寛永] 水戸銭(みとせん)...
水戸銭とは、その名前にあるとおり、寛永14年に常陸水戸に銭座が設置され -
[古寛永]二水永(にすいえい)...
寛永通宝は、江戸時代に広く流通した銭貨です。 その中でも二水泳は -
[新寛永] 下野国足尾銭(しもつけのくにあしおせん...
足尾銭とは、寛保元年から、銅の産出量が減少し、困窮した足尾銅山を救済す