飛鳥時代(592~710)
開元通宝(かいげんつうほう)
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希少価値 | ★☆☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 推古天皇29年 / 621年 / 飛鳥時代 | |
素 材 | 銅 |
開元通宝とは、中国の唐代に鋳造された貨幣です。
これをお手本に、日本で和同開珎が作られました。
現在では、上下、右左に「開元通宝」と読みますが、当時は、和同開珎同様に、時計回りで「開通元宝」と読んでいたようです。
開元通宝は、1000年という長い期間流通したため、16分類273種と、書体のバリエーションが非常に豊富です。
開元通宝の換金を考えるならば、本来の価値を見極められる、古銭の買取を専門に行なっているお店に、鑑定してもらうことが大切になります。
布貨(ふか)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 飛鳥時代 | |
素 材 | 銅 |
中国は春秋時代、青銅を鋳造して貨幣とするようになりました。そのひとつが布貨(ふか)で鋤の形をしており、晋・斉・韓・魏・趙・燕で用いられました。また布銭、布幣とも言われています。小判のように重ねて使うこともできたそうです。原価が銅ということで価値があまりないため、買取価格も数千円で取引されることが多いでしょう。ただ中国の古銭ということもあり、海外での価値が高い場合もあります。海外に詳しい専門家に聞いてみるとよいでしょう。
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