銅
元和通宝(げんなつうほう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
時代背景 | 元和2年 / 1617年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
元和通宝とは、江戸時代の元号を銭銘とした銅銭で、正式な鋳造記録がないため、幕府によって鋳造された銭貨であるのか、発行目的は何なのかなど、謎の多い銭貨です。
銅銭と銀銭がありますが、慶事記念用であったようです。
全体に現存数も少なく、実際に通用しなかった試鋳銭のみであるとも考えられています。
元和通宝は、非常に価値の高い古銭ですので、古銭買取の専門店に一度査定に出すことを検討してみてはいかがでしょうか。
沖縄復帰20周年記念硬貨(おきなわふっき20しゅうねんきねんこうか)
沖縄復帰20年を記念して発行された記念硬貨がこの500円白銅貨です。
表は沖縄の首里城正殿、裏面には向い合った龍が描かれています。
比較的入手が容易なため完全未使用である場合以外はプレミアムとしての価値は期待できませんがプルーフセットの発行数は通常白銅貨に比べ4万7000個と圧倒的に少なく、1万円前後で取引されています。
高値になるまでもったいない等と思われたら、古銭コインの買取専門店にまずご相談されると良いでしょう。
FIFAワールドカップ記念硬貨(ふぃふぁわーるどかっぷきねんこうか)
FIFAワールドカップ記念硬貨は、このニッケル黄銅貨のほかに銀貨、金貨があります。
「2002年FIFAワールドカップ記念500円ニッケル黄銅貨」とも呼ばれますが、表面のデザインは、ユーラシア・アフリカ、アジア・オセアニア、南・北アメリカの地図と選手のモチーフが使用され、裏面はエンブレムとサッカーの試合時間のイメージです。
3種類すべて価値も同等ですがプルーフ貨幣セットもございますので、お売りになる際はコイン・古銭の買取専門店へ査定に出し、正しい価値を確認しておきましょう。
琉球通宝 半朱(りゅうきゅうつうほう はんじゅ)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 文久3年 / 1863年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
琉球通宝半朱とは、琉球の救済を目的として、薩摩藩によって鋳造された地方貨幣の一種です。円形に四角い穴を持つ銅銭で、32枚で1両として通用しました。刻印は両面ともに篆書体が用いられ、表面には「琉球通寶」、裏面には「半朱」と記されており、側面には薩摩藩で鋳造されたことを示す「サ」の字が刻印されています。琉球通宝は、字形の差によっても価値が変わりますので、換金をお考えの場合には、古銭買取のお店にご相談ください。
大世通宝(たいせつうほう)
大世通宝とは、琉球王国の国王である尚泰久が発行した琉球独自の銅銭で、その銭銘は、尚泰久の神号である「大世主」から取られています。この銅銭は、日明貿易で用いた永楽通宝をもとに作成した鋳型で鋳造されたため、「大世」と「通寶」の書体に、表情の差を見て取ることができます。大世通宝も、ほかの古銭同様、状態などにより価値が変わってきますので、お売りになりたい場合には、古銭買取の専門店を利用することが大切です。
盛岡銅山(もりおかどうざん)
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希少価値 | ★★★★☆ |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 慶応2年 / 1866年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
盛岡銅山は、盛岡藩の中で通用した地方通貨の一種です。小判型に四角形の穴が開いた穴銭で、表には「盛岡銅山」、裏には「百文通用」と刻印されています。この貨幣は、天保通宝の密鋳を目的としていたこともあり、鋳造数が少ないようです。そのため、価値が非常に高く、真贋のはっきりした物が160万円以上で取り引きされた記録もあります。鑑定書のない古銭をお売りになりたい場合には、まず、古銭買取の専門業者に査定の依頼をしてみることをおすすめします。
世高通宝(せこうつうほう)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 寛正元年 / 1461年 / 室町時代 | |
素 材 | 銅 |
世高通宝とは、「琉球三世銭」の一つで、琉球王国の尚徳王時代、永楽通宝を原型として独自に鋳造された銅銭です。銭銘は尚徳王の神号である世高王から取られたとされています。首里城の発掘現場からも発見されており、出土品の年代推定にも用いられています。古銭は歴史的にも貴重で、価値の高い物ですので、コレクションの整理など、換金をお考えの場合には、ぜひ、古銭買取の専門店に査定をご依頼ください。
金円世宝(きんえんよほう)
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希少価値 | ★★★☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 文明2年 / 1470年頃 / 室町時代 | |
素 材 | 銅 |
金円世宝とは、琉球王国の尚円王時代の銅銭で、その鋳造目的は、日明貿易で用いられた永楽通宝の不足をまかなうためであったようです。表面には「金円世寶」と刻印されており、裏面は無紋です。「大世通宝」、「世高通宝」、とともに、「琉球三世銭」とも呼ばれています。金円世宝の鋳造枚数自体、あまり多くはなかったようですので、貴重な古銭といえます。換金をお考えで、相場や価値がわからずご不安の場合には、古銭買取専門のお店にご相談ください。
内閣制度創始100周年記念硬貨(ないかくせいどそうし100しゅうねんきねんこうか)
明治18年に初代内閣総理大臣伊藤博文が任命されて日本の内閣制度が発足し、昭和60年(1985年)に100周年を迎えた記念として発行された額面500円の白銅貨です。
デザインは表面が内閣総理大臣旧官邸、裏面は内閣の印相の図案となっています。
比較的入手が容易なミントセットによるコレクションには、値頃感があるためコレクターに人気があります。
お手元のこの硬貨を換金したい方は、信頼できる硬貨の専門業者に現在の相場がどうなっているか等をお問合せしてみましょう。
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