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天保通貨の価値ってどれくらい?

天保通貨の価値ってどれくらい?
2023.09.02

天保通貨の価値ってどれくらい?

天保通宝とは、江戸時代に作られた、小判型の穴銭のことです。
とっても昔のことですが、お菓子のおまけにもなったことがあったり、骨董市でもよく見かけるため、あまり価値はないような印象を受ける古銭です。

事実、その小判型の見た目とはうらはらに、残念ながら価値はあまりありません。
ほとんどの場合1枚200円〜500円ほどで取引をされています。

しかし、「ほとんどの場合」と書いたとおり、天保通宝にもレアな物があり、その場合には非常な高値で取引をされているんです。

レアな天保通宝、実は○○!

天保通宝は江戸時代に金座が手導で鋳造を始めた硬貨で、額面は100文ですが、その量目(金属の重さ)は寛永通宝5〜6枚分(つまり、20文〜24文)しかありませんでした。
つまり、鋳造するだけでぼろもうけになるお金だったのです。
そのため、各地で「偽金」が鋳造されることになりました。
今、高値で取引をされているのは、そんな天保通宝の「偽金」たちなのです!


これは「がま口」とも呼ばれる、薩摩藩で密鋳された穴の大きな天保通宝。

価値の高い天保通宝はこれだ!

では、『日本貨幣カタログ』から、とくに高額な天保通宝をピックアップして紹介したいと思います。

南部 小字 100,000円〜300,000円
仙台 広郭長足宝 130,000円〜250,000円
会津 長貝宝 60,000円〜130,000円

これがお菓子のまけに入っていたらびっくりですよね。
本当に希少な珍品ですから、そんなことはなかったと思いますが、古銭には夢があっていいですよね。

天保通宝の用語については「天保通宝検定を受けてみました!」という記事で少し紹介しているので、参考にしてくださいね。

天保通宝を売るなら・・・!

天保通宝は種類が非常に豊富ですから、価値を見極めるためには、深い知識が必要となります。
専門知識のないお店で鑑定すると、残念な結果になりかねません。

ゆきんこおすすめの「ウルトラバイヤープラス」さんであれば、古銭専門の鑑定士さんがしっかり査定してくれます。
大量の古銭も、無料の出張買取で、家にいながら査定してもらえますから、お気軽にご利用していただけると思います。
ぜひお店のHPをチェックしてみてくださいね。

 
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