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地方自治体の記念硬貨 人気の都道府県は買取価格も高め?

地方自治体の記念硬貨
2023.09.03

地方自治体の記念硬貨 人気の都道府県は買取価格も高め?

今、最も大人気の記念硬貨と言えば地方自治体の記念硬貨です。
正式名称は「地方自治法施行60周年記念貨幣」ということで、ちょっとお堅い印象を与えるような名称ですが、とても美しく、斬新な記念硬貨なんですよ。



地方自治法施行60周年記念貨幣の特徴

まず、種類が豊富というのが大きな特徴です。
発行47都道府県それぞれの特徴を押し出したデザインの記念硬貨ということで、全部で47種類が発行されています。
(1,000円銀貨と500円硬貨で発行していますから、全部で94種類ということになります!)

アメリカでも、州ごとのデザインが入った硬貨が出ていますから、それに近い感じかもしれませんね。
しかし、驚くべき特徴はそれだけじゃないんです。

こんなにカラフルな印刷でのカラーコインは日本初!
500円硬貨に使用されたバイカラー・クラッド技術(ユーロ硬貨で利用されている最新の技術)も日本初!
ということで、日本の貨幣鋳造技術の粋を集めた硬貨というわけなんです。


出典:造幣局

47種類あるこの地方自治体の記念硬貨ですが、コレクター心をくすぐる仕様なため、市場価格は既にお高めとなっています。
ですから、もちろん、買取価格も高額が期待できます。

しかしながら、実は、47都道府県どれも平等に同じ評価というわけではなく、より高く売れる物があるんです。
では、どの都道府県が高く売れるのでしょうか?
今回はこの部分を少し突っ込んでご紹介しようと思います。

一番人気の都道府県はどこ?

人気ナンバーワンは「北海道」の1,000円銀貨です。


出典:造幣局

こちらの記念硬貨は、コインショップでの販売価格が28,000円です。
造幣局での販売価格が6,000円でしたから、つまり、そこから四倍以上の価値で取引をされているというわけです。

地方自治60周年記念硬貨は「銀貨単体」「切手入り特製ケース」「特製ケース」の3種類で販売をされました。
28,000円というのは、銀貨単体の販売価格ですから、ケース入りの場合は、さらに高値で取引をされています。

ほかにも、以下の県は人気が高いようです。

静岡県 20,000円
高知県 18,000円
京都府 18,000円
岩手県 17,000円
(1,000銀貨単体での販売価格の相場です。)

記念硬貨の買取相場は?

基本的に、買取価格はショップでの販売価格の5割程度とされています。
28,000円であれば、14,000円前後というわけです。
しかし、人気があり品薄な場合は、より高額の査定が望めます。

もちろん、高額の査定を狙うのであれば、保存状態も重要です。
私のブログの過去記事でも紹介していますから、ぜひそちらも参考になさってくださいね。

古銭の価値を下げないための保管方法を覚えよう!

さらに、貴重な記念硬貨の売却をお考えの場合には、信頼できるショップを利用することが大切です。
ゆきんこおすすめの「ウルトラバイヤー」さんでは、専門知識のある査定員さんが、1枚1枚確認して値段を出してくれますから、ぜひ相談されてみてくださいね。

 
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