希少度2 ★★☆☆☆
祥符元寳(しょうふげんぽう)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 万治2年 / 1659年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
長崎貿易では、古い渡来銭の輸出が行なわれていましたが、その需要が高まるにつれ、貿易専用の貨幣を鋳造することが求められてきました。祥符元寳は、その際に鋳造された長崎貿易銭の一つです。祥符元寳という銘は、既存の宋銭のものを、そのまま利用していますが、鋳型自体は新たに国内で製造したようです。長崎貿易銭と宋銭の祥符元寳では、古銭としての価値が変わってきます。ですから、換金を考えた場合には、古銭商などの買取業者に相談することが大切になります。
内閣制度創始100周年記念硬貨(ないかくせいどそうし100しゅうねんきねんこうか)
明治18年に初代内閣総理大臣伊藤博文が任命されて日本の内閣制度が発足し、昭和60年(1985年)に100周年を迎えた記念として発行された額面500円の白銅貨です。
デザインは表面が内閣総理大臣旧官邸、裏面は内閣の印相の図案となっています。
比較的入手が容易なミントセットによるコレクションには、値頃感があるためコレクターに人気があります。
お手元のこの硬貨を換金したい方は、信頼できる硬貨の専門業者に現在の相場がどうなっているか等をお問合せしてみましょう。
蟻鼻銭(ぎびせん)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | ||
素 材 | 銅 |
中国の古銭で、春秋戦国時代に使われた青銅貨幣のうちのひとつです。1.5〜2センチほどの大きさで貝貨のような形をしており、江南地方の楚で用いられました。また楚は金がよく採掘されたため金貨の発見例が多いといわれています。数百円から高価な品で数千円で売買されることが多くあまり高価な買取金額は期待できません。原価が銅のため価値があがりにくいのが理由のひとつですが、海外での評価が高い場合もあるので一度鑑定してもらってもよいでしょう。
[日華事変軍票]丙号1円(にっかじへんぐんひょう へいごう1えん)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 昭和13年 / 1938年 / 昭和時代 | |
素 材 | 紙 |
日華事変軍票とは1937年に日華事変が勃発し戦争に突入した際、占領地で駐留する軍の物資調達や支払いのために政府によって発行された擬似紙幣のことです。
今でいう手形と同じ意味をもち、敗戦するとお金としての価値はなくなりました。
出回っている数が多いためか、あまり高値になることは少なく、平均は数百円から数千円で取引されています。
ただ極美品になると一万円近くで売買されることもあるので、買取ってもらう時に高く付く可能性もあります。
[大正政府紙幣]10銭(たいしょうせいふしへい 10せん)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 大正6年 / 1917年 / 大正時代 | |
素 材 | 紙 |
第一次世界大戦により、銀価格の高騰が起き、大正政府は銀貨の鋳造を停止せざるをえなくなったため、補助通貨の不足を補う目的で、10銭、20銭、50銭の政府紙幣を発行しました。
デザイン自体は、明治時代に発行していた政府紙幣を流用した物ですが、硬貨のように発行年数が印字されているのが特徴です。
大正政府紙幣は、発行年や状態により相場が変わってきます。
売買を考えた場合には、古銭の買取業者に査定依頼することをおすすめします。
菊五銭白銅貨(きくごせんはくどうか)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 明治21年 / 1888年 / 明治時代 | |
素 材 | 銅、 ニッケル |
明治3年に発行された銀貨の五銭は、小さい上に使い勝手悪く世間では不評でした。
そのため明治21年の新貨条例(明治8年に貨幣条例に改称)では変更され、菊五銭白銅貨が生まれたのです。
白銅はニッケルと銅の合金で耐久性に優れ世界の硬貨にも使用されるようになりました。
希少的な価値は低く、比較的安価で取引されることが多いでしょう。
ただ明治28年だけは発行数が少なく未使用品では二万円を超えることもありますので、プロの鑑定士に正確な価値を判断してもらうと良いでしょう。
50州25セント硬貨(ごじっしゅうにじゅうごせんとこうか)
「State Quarters」の愛称で知られるこの硬貨は、「50州25セント硬貨プログラム」で発行されました。
25セントコレクターとしては要チェックのコインとなっていて、全部で50種類の図柄を全部そろえて友人や家族へのサプライズのプレゼントとしても活用されています。
その図柄によって価値が変動しますので、数をお持ちで換金をお考えの方は古銭専門の買取業者に相談し、より高く売る方法のアドバイスを受けてみるのがオススメです。
2ユーロ記念硬貨(にゆーろきねんこうか)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 2004年 / 平成時代 | |
素 材 | 銅、 ニッケル |
2ユーロ記念硬貨は全てのユーロ圏で2004年以降、通貨として発行された記念硬貨です。
各国の歴史的記念日や特別重要行事に注目を集める目的で作られました。
硬貨市場の相場は額面価格よりも高いのが普通ですが、とくにバチカンの2ユーロ記念硬貨は発行が少なく、非常に価値があるとされ、額面の50倍以上の相場で取引をされています。
発行数もかなり国によって異なり価値が変わりますので、より高く売りたいのであれば、古銭を取り扱う専門店に相談したほうがいいでしょう。
天皇陛下御在位六十年記念硬貨(てんのうへいかございいろくじゅうねんきねんこうか)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
時代背景 | 昭和61年 / 1986年 / 昭和時代 | |
素 材 | 金 |
デザインに有名な日本画家平山郁夫を採用したこの記念硬貨は、昭和天皇の在位60年を祝うために作られた初の10万円金貨です。
発行前から話題となり、金貨引き換え抽選券にまで高値がついたり、10万枚以上の大量偽造のニュースで世間を賑わせた話題の多い記念硬貨でもあります。
本物と偽物があり、大きく価値が異なってしまいますので、買取を希望される方はプロの鑑定士に正しい価値を見出してもらうのがポイントとなりますので、必ずコインの買取実績のある専門店にご相談ください。
安政一朱銀(あんせいいっしゅぎん)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 嘉永6年 / 1853年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銀 |
一朱銀とは、江戸時代から明治にかけて鋳造され、流通していた長方形の銀貨です。
文政南鐐一朱銀以外の物には、表面に「一朱銀」、裏面に「定 銀座 常是」の文字が記されています。
一朱銀は、書体による分類が非常に多く、嘉永一朱銀が35種類、それと同年代に鋳造された安政一朱銀には63種類が存在しています。
それぞれに相場も異なり、希少な物も存在します。
一朱銀の換金の際には、その価値をよく理解している古銭買取のお店をご利用すると良いでしょう。
状態次第では意外に買取ってもらう時に高く付く可能性もあります。
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