1,000〜9,999円
二十銭銀貨幣 旭日龍(にじゅっせんぎんかへい きょくじつりゅう)
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 明治4年 / 1871年 / 明治時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
20銭銀貨幣(旭日龍)は明治4年(1871年)布告の新貨条例により発行されました。
同時に補助貨幣の銀貨として五十銭、十銭が発行されています。
買取は数千円が普通ですが、美品になると一万円をこえることもあります。
特に初期のコインは製造技術が十分ではなく、デザインが欠けていたりずれていたりすることがあります。
お客様自身も気づかなかったプレミアが付くものもありますので、そういった場合ですと想像を上回る価格での買取が期待できるでしょう。
[新寛永] 石ノ巻銭(いしのまきせん)
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 享保13年 / 1728年 / 江戸時代 | |
素 材 | 鉄 |
この画像の石ノ巻銭、重揮通背仙の寛永通宝とは、享保13年ごろに、陸奥国牡鹿郡、現在の仙台、石ノ巻で鋳造された物で、通常は無紋の一文銭の背面に「仙」という文字が書かれているのが特徴です。
石ノ巻銭は、長い期間にわたり、大量の銭を鋳造した銭座として知られています。
重揮通というのは、「通」の字の「しんにょう」が一つ多くひねって書かれていることを示しています。
しかし、この特徴を有していても、さらに細かな書体などの差によって、この古銭の価値は変わってきます。
換金をお考えの際は、まずは古銭買取の専門業者に相談いただくことをおすすめします。
祥符元寳(しょうふげんぽう)
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 万治2年 / 1659年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
長崎貿易では、古い渡来銭の輸出が行なわれていましたが、その需要が高まるにつれ、貿易専用の貨幣を鋳造することが求められてきました。祥符元寳は、その際に鋳造された長崎貿易銭の一つです。祥符元寳という銘は、既存の宋銭のものを、そのまま利用していますが、鋳型自体は新たに国内で製造したようです。長崎貿易銭と宋銭の祥符元寳では、古銭としての価値が変わってきます。ですから、換金を考えた場合には、古銭商などの買取業者に相談することが大切になります。
五銖銭(ごしゅせん)
希少価値 | ★★★☆☆ | |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | ||
素 材 | 銅 |
五銖銭は中国の古代に流通した貨幣で表面に「五銖」の文字が刻印されていることから五銖銭と呼ばれています。
国史上最も長期にわたり流通した貨幣として知られており、700年にわたって踏襲されました。
五銖銭には、五銖という文字が刻まれ、重さもその名の通り5銖ありました。
五銖銭はその後一時期を除いて、唐初頭まで用いられ続けています。
古銭などを取り扱っているお店で販売しているものもありますが、レプリカも多いようなので古銭買取のプロに査定してもらい見極めてもらうのが確実だと言えます。
半両銭(はんりょうせん)
希少価値 | ★★★☆☆ | |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | ||
素 材 | 銅 |
秦の始皇帝が中国を統一する時代、お金は各地でばらばらの貨幣が使われていました。
そのため銭貨を統一することになり半両銭が生まれました。
円形で中央に四角い穴があいており、重量が当時の度量で半両であることから半両銭と呼ばれたのです。
古銭などを取り扱っているお店で販売しているものもありますが、レプリカも多いようです。
お手元の古銭の価値を調べたいのであれば、古銭買取のプロに鑑定してもらうのが安全と言えるでしょう。
環銭(かんせん)
希少価値 | ★★★☆☆ | |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | ||
素 材 | 銅 |
環銭は中国の戦国時代に流通した青銅貨幣で秦・韓・魏・趙などで用いられました。円形をしており中央には正方形や丸い穴が開いています。またの名を円銭とも呼ばれのちの半分両銭に形は引き継がれていきます。中国の古銭は海外での価値が高い場合もあり、驚くような価値がある場合もあるので、古銭の価値に詳しい専門家に聞いてみるとよいでしょう。
蟻鼻銭(ぎびせん)
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | ||
素 材 | 銅 |
中国の古銭で、春秋戦国時代に使われた青銅貨幣のうちのひとつです。1.5〜2センチほどの大きさで貝貨のような形をしており、江南地方の楚で用いられました。また楚は金がよく採掘されたため金貨の発見例が多いといわれています。数百円から高価な品で数千円で売買されることが多くあまり高価な買取金額は期待できません。原価が銅のため価値があがりにくいのが理由のひとつですが、海外での評価が高い場合もあるので一度鑑定してもらってもよいでしょう。
刀貨(とうか)
希少価値 | ★★★☆☆ | |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | ||
素 材 | 銅 |
春秋戦国時代に黄河下流領域で流通した貨幣の名称で、小刀のような形をしており、明刀と斉刀に分類されます。この地域では河川や湖が多く漁や狩猟で小刀が使われたため重宝され、このような貨幣が生まれたものとみられます。古銭などを取り扱っているお店で販売しているものもありますが、レプリカも多いようです。古銭買取のプロに査定してもらうのが、見極めるのには確実だと言えます。
[日華事変軍票]丙号1円(にっかじへんぐんひょう へいごう1えん)
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 昭和13年 / 1938年 / 昭和時代 | |
素 材 | 紙 |
日華事変軍票とは1937年に日華事変が勃発し戦争に突入した際、占領地で駐留する軍の物資調達や支払いのために政府によって発行された擬似紙幣のことです。
今でいう手形と同じ意味をもち、敗戦するとお金としての価値はなくなりました。
出回っている数が多いためか、あまり高値になることは少なく、平均は数百円から数千円で取引されています。
ただ極美品になると一万円近くで売買されることもあるので、買取ってもらう時に高く付く可能性もあります。
[大正政府紙幣]10銭(たいしょうせいふしへい 10せん)
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
---|---|---|
相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 大正6年 / 1917年 / 大正時代 | |
素 材 | 紙 |
第一次世界大戦により、銀価格の高騰が起き、大正政府は銀貨の鋳造を停止せざるをえなくなったため、補助通貨の不足を補う目的で、10銭、20銭、50銭の政府紙幣を発行しました。
デザイン自体は、明治時代に発行していた政府紙幣を流用した物ですが、硬貨のように発行年数が印字されているのが特徴です。
大正政府紙幣は、発行年や状態により相場が変わってきます。
売買を考えた場合には、古銭の買取業者に査定依頼することをおすすめします。
おすすめ記事