古銭マニアから初心者まで!おすすめ古銭書籍紹介
今日は古銭収集家にとって、マストアイテムの一つとなる書籍や、古銭の入門書ともいえる本を紹介したいと思います。
向学心に燃えるコレクターにとって、その知識欲を満たせる1冊となるような本と出会えるといいですね。
貨幣カタログ2017
まずは定番の「貨幣カタログ」です。
毎年11月発行のこの本は、コレクターのマストアイテムともいうべき本です。
和同開珎から最新の日本貨幣の時価を紹介しているという、「日本で唯一の総号貨幣カタログ」なんですよ。
紙幣以外は、ほとんど全て実寸での写真、拓本(貨幣の魚拓みたいなもの)が添えられているのもポイント。
2017年版の特集は「皇朝十二文銭(収集の魅力)」。
東京五輪オリンピック・パラリンピック引継記念コインについても、もちろん紹介されています。
月刊キュリオマガジン214号「巻頭特集 2016年ビッグイベントレポートPart2」
こちらも貨幣商品の最新情報と誌上オークションが人気で、貨幣コレクター御用達ともいえる雑誌です。
巻頭特集は、2016年末に開催されたコインイベント取材レポート第二弾。
そして、女性のコインコレクターたちによる「ガールズコイントークin池袋」も掲載。
誌面もとても美しく、洗練されているすてきな雑誌です。
Standard Catalog of World Coins
世界のコインを知りたい方へ。
年代別で発行されているのですが、それぞれが電話帳のような厚さで、かつ、びっしりと情報が書かれていることに圧倒されます。
日本紙幣収集辞典
日本貨幣収集事典
日本の紙幣、貨幣を知りたい方にはこの2冊!
『日本紙幣収集辞典』はオールカラー560ページ。
国内紙幣、軍票、在外銀行券、民間札、関連外国紙幣までがまとめられています。
『日本貨幣収集事典』は、こちらもまさにコレクターにとってのバイブルと言える本です。
由緒、変種、発行数、価格の推移までが即座にわかるようになっていて、学術書の資料としても使われている本なんです。
どちらも、資料としてだけではなく、読み物としても本当に優れた本です。
コインの中の音楽家たち
ジャンルを絞って収集するのも、収集の楽しさの一つですよね。
この本は、様々な音楽家の肖像が刻まれた、約130点のコインをまとめて紹介しているという、とても珍しい本です。
コインの画像とともに、それぞれの音楽家のエピソードが添えられています。
古代ローマの肖像: ルネサンスの古銭収集と芸術文化
この本は、古代ギリシャ・ローマの古銭に描かれた肖像が、のちの時代、ルネッサンス期の人々にどのような文化的影響を及ぼしたのかという点を紹介しています。
コインと古代文明の関係にまで言及し、非常に優れた古銭学の世界をとことん味わうための1冊です。
コインコレクションの歴史の重みも感じられます。
お宝貨幣なんでも読本
入門編の中ではおすすめの一冊です。
何と、寛永通宝が1枚おまけで着いてくるんですよ。
あの、某人気おたから鑑定番組でおなじみの鑑定士が説明してくれていますから、コインと紙幣のすべてが、この一冊でさらっと手に取るように理解できます。
貨幣の「新」世界史―ハンムラビ法典からビットコインまで
とっても気になる本を一冊。
ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルでも、ベストセラー本として取り上げられている有名な本です。
将来にまで思いをはせて、コインの世界がどのように変わっていくのかを詳しく紹介しています。
FRB元議長を務めたポール・ヴォルカーさんは、この本について、「面白い本だ。著者は金融危機と銀行業に対するあなたの考え方を刺激するだろう」と感想を述べています。
コイン投資入門―誰でもできる! 宝探し感覚の投資メソッド
人気のアンティークコイン投資について、コインの種類から購入方法まで、初心者でもわかるように解説されている、入門者向けの本です。
また、それだけではなく、アメリカ・アンティークコインをカラーで紹介しているということで、コイン自体が持つ魅力も知ることができる1冊です。
アメリカ・アンティークコインは、ちょっと無骨な感じがかっこいいんですよね。
いかがでしたか?
定番中の定番は、ぜひ、あなたの蔵書に加えてくださいね。
これだけ読めば、コインの達人になれちゃうかもしれませんよ。
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