旧500円硬貨を【宅配買取】で売ってみた。
旧500円硬貨を宅配買取で売ってみた。
皆さんは500円貯金をしていますか?
「◯◯万円貯まる」と書かれた貯金箱が家の隅っこで眠っていませんか?
500円硬貨が発行された頃に、この「◯◯万円貯まる」貯金箱が発売され、一時500円貯金がブームになりました。
でも大半の人が目標額に貯まりきるまで続ける事ができず、途中で貯金箱を空けてしまったり、そのまま放置していたり・・・
私の実家もその口でした。
先日、実家に戻ったとき、なんとなく気になって長い間さわることがなかった、本棚の一番下の観音開きの扉を開けみました。
家族が集まるリビングに置いてある本棚なので、家族中のものがごちゃごちゃと中に入っていました。
懐かしいものもあればゴミのようなものもあり、いるのかいらないのか、よくわからないものばかり。
なので、開けたついでに整理をしようとすべてのものを引っ張りだしてみました。
すると棚の一番奥からジャラジャラと音のする「30万円貯まる」と書かれた貯金箱が出てきました。
両親に聞いてみると、この貯金箱が売り出されたときに流行に流されて父が購入し、500円貯金を始めたそうです。
しかし、そういつも500円が手元にあるわけではないので、貯金する回数もへり、いつしか存在すら忘れさられていました。
500円貯金がブームになったのは昭和の頃、父もその頃に貯金を始めたようです。
そうなると、ここに入っているのは「旧500円玉」。
ふつふつと私の「古銭コレクター魂」が湧き上がってきました!!
空けてみると・・・案の定、出てきたのは「旧500円玉の山」。
ありました!ありました!「昭和62年」と「昭和64年」。それもあわせて3枚。この2種を見つけた時は、今までの中で一番父親を好きになりました??
(なぜ昭和62年と昭和64年なのかは、当サイト「希少価値のある現代貨幣」の五百円硬貨をご覧ください。)
さて、これらは一体どれくらいの価値があるのでしょうか。
所詮は現代貨幣、希少価値があると言ってもそこまで高価買取は望めません。
でも価値は知りたい。こういう時はいつもお世話になっている「買取専門店」を利用させて頂くことにしました。
かと言って500円数枚だけでお願いするのも気が引けるので、今回整理をした本棚から出てきた
・引き出物で貰ったブランドのマグカップ
・お母さんが昔使っていたバブルなデザインの指輪とネックレス
・海外土産でもらった飲まない洋酒
を一緒に査定をしてもらいことにしました。
今回は実家にあるものなので、手軽に依頼できる「宅配買取」にすることにしました。
買取業者を選ぶ
次は買取業者選びです。
今回選ぶ条件は、
1.宅配買取ができる
2.様々な種類の物をまとめて査定してくれる
3.査定、送料、キャンセル料、他手数料が全て無料
4.宅配キットが依頼できる
そしてなにより
5.旧500円の価値をわかってくれる査定員がいる
の5点に重点を置いて探します。
これだけこだわった条件をつけると、数ある買取専門店の中でも、候補はかなり絞り込むことができました。
宅配買取となるとワレモノ扱いの「お酒」や「食器」の買取が難しいところも多く、結局はいつも候補に上がる2社から選ぶことにしました。
うるココ
いつもお世話になっています。
宅配での「お酒」「食器」の買取の対応はもちろん、古銭も貴金属も専門の鑑定士の方がいらっしゃるとのことで安心をして査定をお願いできそうです。
福ちゃん
こちらもよくお世話になります。
幅広い取扱いアイテムで、大抵のものは買い取ってくれ、専門のスタッフが査定をしてくれるので安心です。
2社とも条件的には問題なしです。
福ちゃんでは「何でもまとめ売り」で買取額10%アップ中。
うるココさんでは「先着100名。買取査定30%アップ中」。
そうなると少しでも高く買い取っていただきたい・・・
結局、うるココさんを選んでしまいました。
以前、出張買取をお願いした時の、気持ちのいい対応を思うと安心してお願いできるような気がして・・・
(この時の体験談は「いらない古銭を買取業者に売ってみた」をご覧ください)
いざ宅配買取を頼んでみた
まず、電話で宅配キットの送付を依頼しました。(ホームページからも出来ますが、実家からだったので電話にしました。)
そのときに査定を依頼したい物の大体の大きさを聞かれました。
宅配キットの段ボール箱の大きさに種類があるそうで、ピッタリのサイズを送ってくれるようです。
あとは査定したい物を送るときに「本人確認が出来る身分証明書のコピー」が必要との説明がありました。
身分証明書は運転免許証、運転経歴証明証、健康保険証、住民基本台帳カード、パスポート、マイナンバーカードなどが該当するそうです。
早々に、コンビニで運転免許証のコピーをとってきました。
これで宅配キットの依頼は完了。
宅配キットが届く
翌日、午前中に電話をしたからか宅配キットがもう届きました。早い!
中を空けてみると、ダンボールと運送便の着払い伝票が入っていました。
ダンボールを組み立てて、棚から出てきた様々な種類の品とメインの「昭和62年と昭和64年の旧500円玉」を各1枚ずつ、マグカップは割れ物なので新聞紙で厳重に包んで隙間を埋めて。
そして最後にコンビニでコピーしてきた運転免許証を入れてダンボールをガムテープで梱包。
梱包キットに入っていた着払い伝票に必要事項を記入し表に貼り付けて、念のため「割れ物注意」と赤マジックで箱に書いておきました。
これで用意は出来たので、次は運送業者さんに引き取りの依頼です。
集荷の依頼を電話でお願いしたところ、意外と早く取りに来てくれました。
梱包したダンボールを運送会社さんに渡し、着払い伝票の控えを受け取って完了!
手渡し時に食器が入っている事を伝えると、運送会社さんがワレモノシールを貼ってくれました。「割れ物注意」とマジックで書かなくてもよかったみたいですね・・・
これで宅配買取の依頼は終了!あとは査定の連絡を待つだけです。
査定結果の連絡が入った
査定の連絡は商品の数や到着日によって変わるようですが、私の場合は4日ほどで返事がきました。
電話での連絡でしたが、1点づつ丁寧に説明をして頂けました。
さて、査定結果は・・・・・
昭和64年の500円は製造枚数は少ないので「プレミア」が付いていると思ったのですが、残念ながらたいしてつかないそうです。
なので実際の価格より、少しアップしただけでした。もしこれが未使用であればもう少し高い買取額になったそうです。
では本命馬、昭和62年の500円は?
やったープレミア価格です!約3倍ほどの価格になりました。
貯金箱に入っていたので痛みも少なく、保存状態が結構よかったのが査定額にも反映されたようです。
金額としてはわずかですが、やっぱり62年は値打ちがあったようです。
ほか一緒に査定をお願いした品々の査定額も連絡をいただきました。
思ったよりも査定額がよく、ずっと棚の中に眠っていたものがちょっとしたお小遣いになりました。
せっかく査定をしてもらいましたが、やはり古銭マニアとしては500円玉を手放すことが出来ず、今回は500円玉は返却してもらい、他の品々だけ買取をしてもらいました。
うるココさんごめんなさい。
電話口でそのことを伝えましたが、連絡を下さった方は気持ちよく「結構ですよ!」と快諾して下さいました。
キャンセル品の返送と買取品の代金の振込
後日、500円玉は運送便で返却され、無事手元に戻ってきました。
もちろん他の買取をお願いした品々の買取代金は、翌日に銀行口座に振り込まれていました。
まとめ
実家でふと気になって開けた扉から出てきた思わぬ宝物、500円玉もそうですが、他の品々も気が付かなければ今後も眠ったままになっていました。
うるココさんの手軽な「宅配買取」のお陰で、気負わず「無料査定」に出すことができました。不用品の整理が出来た上にちょっとした臨時収入になり、なにより私の古銭コレクションが増えました。
査定額に納得が行かなくても、出張買取や店頭買取などのように直接顔を合わしてしまうとキャンセルはしにくいですが、宅配買取では電話での応対なのでしっかりと自分の意思を伝えることができました。
今回は宅配買取の体験談を掲載させていただきましたが、いかがでしたか?
かなり私の偏った感想ですが、皆さんの参考になれば幸いです。
今回の体験で1番便利だなっと思ったのは、宅配買取でも幅広い商品の無料査定をしていただけることです。
ワレモノの宅配買取をしてくれる買取業者さんは少ないので、かなり貴重ではないでしょうか。
ぜひ皆さんも古銭以外のお宝?も一緒に、宅外買取の無料査定にだして見て下さい。
手軽さにビックリしますよ。
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