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お金のはじまりは宝貝だった!

お金の始まりは宝貝
2021.06.20

お金のはじまりは貝だった!

こんにちは、古銭大好きゆきんこです。
今回は、お金(とくに貨幣)がどのようにして私たちの生活に欠かせない物になっていったのか、その歴史の始まりについて紹介したいと思います。

皆さんもよく知ってのとおり、大昔の人たちは物々交換によって生活をしていましたが、それから一歩進んだ時代になると、中国を含む多くの地域で、宝貝を利用した貨幣システム「貝貨」が利用されるようになりました。
中国の影響を大きく受けている漢字を見ても、貝貨の歴史を伺えます。
たとえば「貨幣」「財産」「販売」「賃金」「購入」「賃貸 」など、お金にかかわる漢字に「貝」という文字が使われていたのは、こういう理由だったんですね。

お金の始まりは貝

お金の始まりは宝貝だった!

貝貨に用いられる貝は、宝飾品にしたり、不思議な力があるとされていたので、誰から見ても価値のある物だったようです。
小さくて軽く、扱いやすいのもポイントですね。
つまり、人々はお金に対して、普遍の価値、信用、利便性を求めたわけです。
本サイトでも紹介している刀弊布弊蟻鼻銭環銭などが出てくるのは、もう少し先の時代になります。現代の私たちの生活で考えても、もしお金が一つ5㎏もあったり、すぐに朽ちるような物であったなら、とても不便な生活になると思いませんか?
お金の信用がなくなったことによってハイパーインフレが起きたジンバブエで、紙幣を山のように持ち歩かないといけない不便な生活になったのは、記憶に新しいところですよね。

ジンバブエのお金

大量に持ち歩くジンバブエドル

世界で最初の貨幣「エレクトロン貨」

では、私たちが利用しているような、金属を鋳造して作ったお金はいつから存在するようになったのでしょう?
古代中国から東に移動して、メソポタミアや地中海沿岸の国々の歴史を見てみましょう。

この地域では穀物などがお金に似た働きをしていましたが、ほかにも金や銀によっての売買取引がされていたそうです。
この金や銀は様々な形状だったので、取引をするたびに重さを量る必要がありました。
しかし、交易が活発になって、金や銀での取引が増えると、つど計量するのは非常に面倒くさくなります。
そこで発明されたのが「エレクトロン貨」と呼ばれる物で、これがまさに最初の鋳造貨幣と言われています。

エレクトロン貨

最初の鋳造貨幣 エレクトロン貨

紀元前7世紀のトルコ西部にあったリュディア王国で作られたこの貨幣は、重量が一定になるよう鋳造されていたので、この貨幣何個で何と交換ができるというような利便性がありましたし、貨幣の信用を高めるための工夫として、王家の紋章であるライオンや、重量の極印も押されていました。

この発明は広く受け入れられ、ギリシャやローマ、西アジアでも、銀や金を用いた貨幣がどんどん作られるようになりました。

私たちが使っているお金と同じシステムになるのは、もっとあとのことになりますが、これがお金の始まりです。
お金というのは、人類の歴史を語るうえで、切っても切れない、とても大切な発明品なんですね!

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