希少度2 ★★☆☆☆
天皇陛下御在位10年記念硬貨(てんのうへいかございい10ねんきねんこうか)
天皇陛下御在位10年記念硬貨は天皇陛下が即位されてから10年目を迎えた記念として1999年に発行されました。
この500円白銅貨のほかに1万円金貨がありますが、この白銅貨は、表面に富士山と菊、裏面には菊紋と橘と桜のモチーフが採用されています。
入手は容易ですので、今後大きく価値が上昇する見込みは少ないものの、2点プルーフ貨幣セットの場合は非常に価値が高くなりますので、買取希望の方はコイン買取の専門業者に査定依頼をだされるのがベストと言えます。
第12回アジア競技大会記念硬貨(だい12かいあじあきょうぎたいかいきねんこうか)
1994年に広島県で第12回アジア競技大会が開催された記念として発行された記念硬貨です。
第12回アジア競技大会記念硬貨ですが「広島アジア大会500円白銅貨」とも呼ばれています。
表面には「走る」「跳ぶ」「泳ぐ」の3種類がデザインされたこの硬貨は、それぞれ1000万枚ずつ発行されました。
プルーフの貨幣セットならプレミアムがつきますので、少しでも高くお売りになりたいとお考えの方は、古銭やコイン専門の買取店にご相談されるのが望ましいでしょう。
裁判所制度100周年記念硬貨(さいばんしょせいど100しゅうねんきねんこうか)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 平成2年 / 1990年 / 平成時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
この裁判所制度100周年記念硬貨は「裁判所制度記念5000円銀貨」とも呼ばれています。
わが国の裁判所制度が発足して100年を迎えた記念として1990年に発行された記念硬貨で、表面に最高裁の大法廷がデザインされています。
発行枚数が多く入手も容易ですが、完全未使用状態や記念貨貨幣セットをお持ちであれば、額面よりも高く取引されています。
換金する場合や買取相場をお知りになりたい方は、信頼できる専門業者に一度査定依頼をだされると良いでしょう。
国際花と緑の博覧会記念硬貨(こくさいはなとみどりのはくらんかいきねんこうか)
国際花と緑の博覧会記念硬貨は「花と緑の博覧会5000円銀貨」とも呼ばれます。
この記念硬貨は1990年に大阪の鶴見緑地にて開催され、花博、EXPO’90などと親しまれた「国際花と緑の博覧会」の開催を記念して発行されました。
表面は花の冠をつけた少女、裏面は花をイメージしたロゴの図案が採用されました。
比較的入手しやすいようですが、保存状態によっては額面以上の価値がありますので、お売りになる際は、専門知識のある鑑定士在籍の買取専門店に相談されることをおすすめします。
叶手元祐(かのうげんゆう・かのうでげんゆう)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
叶手元祐とは、日本国内で私鋳された鐚銭です。
表面に宋銭の「元佑通宝」と同じ銭文があり、背面に「口」と「叶」がある物を区別し「叶」と呼ぶようになり、それと共通した書体を持つ一群の銅銭を叶手元佑と呼ぶようになりました。
「叶」以外にも、「一」「八」「真」等の文字が刻まれた物や、無背の物があります。
叶手元祐は、書体などにより10万円以上の価値も見込める古銭ですので、古銭買取の専門店に査定依頼すると良いでしょう。
太政官札(だじょうかんさつ)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 明治元年 / 1872年 / | |
素 材 | 紙 |
太政官札とは、明治元年に明治政府により発行された紙幣で、10両、5両、1両、1分、1朱の5種類の金種がありました。
当初は13年間の発行期限でしたが、成立したばかりの新政府の信用をよりどころにする紙幣であることや、偽札が出回ったことによって受け入れられなくなり、明治12年までに新紙幣などへの交換が行なわれました。
交換されず民間に残った太政官札は、古銭として価値のある物になっていますので、古銭商などの古銭買取業者で売ることができます。
ぜひ信頼できる鑑定士にお願いして、一度は調べてもらうと良いでしょう。
延喜通宝(えんぎつうほう)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 延喜7年 / 907年 / 平安時代 | |
素 材 | 銅 |
延喜通宝は、寛平大宝の発行から17年後に延喜7年11月に日本で鋳造・発行された銭貨であり、皇朝十二銭の1つです。
貨幣の表側にのみ時計回りで延喜通寳と記され、裏は無紋です。
約50年間鋳造されているため銭貨数は多いです。
しかし、鉛が含まれているため朝廷発行の貨幣の中では質が低く、銭文が判読出来るものは貴重です。
劣化具合による価値の変動も大きいので、高額買取をご希望であれば、古銭の専門家に査定してもらうのがおすすめです。
嘉祐通寳(かゆうつうほう)
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希少価値 | ★★☆☆☆ |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 万治2年 / 1659年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
江戸時代の出島貿易では、銅銭の輸出が盛んに行なわれており、そのニーズをまかなうため、長崎では輸出専用の銅銭が数種類鋳造されていました。これらは、一般的に長崎貿易銭と呼ばれています。嘉祐通寳もその一つで、既にある宋銭の銘をそのまま転用しています。同じ銘であっても、長崎貿易銭と宋銭では、当然ながら、相場や価値も変わってきます。もし、嘉祐通寳を換金する場合には、古銭買取の専門店でしっかりと鑑定してもらうのがいいでしょう。
半銭銅貨(はんせんどうか)
明治3年(1870年)に新貨条例施行に伴い半銭銅貨は製造を開始することとなりました。
しかし金・銀硬貨が優先されたため、施策のみで、明治6年(1873年)に本格的に製造が開始されました。
半銭銅貨は普段は古銭の中でもお手軽な価格で売買されることが多いです。
が、明治10年の角うろこの物と明治12年の品は希少性が高く価格も高揚するので、買取を検討であれば鑑定士が在籍する古銭専門店での査定が望ましいでしょう。
メキシコ貿易銀(めきしこぼうえきぎん)
貿易銀はもともと15世紀後半から東洋、主に中国などから品物を輸入するために作られた決済のための硬貨です。
メキシコ貿易銀は1535年から製造されはじめ、ヨーロッパや中国、世界各国で流通し主導的な役割を果たしました。
また明治時代の日本の貨幣制度にも大きな役割をはたしたのです。
主にメキシコ貿易銀は8リアルクラウン銀貨と呼ばれており、多少のプレミアがつくこともあります。
買取価格も数千円から数万円と、古銭初心者でも購入しやすい金額設定です。
買取の際は、鑑定士が在籍する古銭・コインの買取専門店での査定が安心できるでしょう。
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