江戸 | 古銭価値一覧 - Part 10 天保小判(てんぽうこばん) 江戸時代に鋳造された8番目の小判である天保小判は、ローラーを利用した延金作業が行なわれた初めての小判です。 鋳造技術が向上したため、より美しい小判が作られるようになりました。 天保小判は、背面に打刻される印の組み合わせに […] [新寛永] 下野国足尾銭(しもつけのくにあしおせん) 足尾銭とは、寛保元年から、銅の産出量が減少し、困窮した足尾銅山を救済するために鋳造されたとされる寛永通宝です。 背面に「足」と書かれていることと、サイズにばらつきが多いのが特徴となっています。 「足字銭」とも呼ばれており […] 朝鮮通宝(ちょうせんつうほう) 朝鮮通宝とは、1425年から李氏朝鮮によって鋳造された銅銭で、日本国内でも渡来銭として発掘されることがあります。 この銅銭1枚に対し米一升という高い価値が与えられていましたが、当時、一般に物々交換が盛んであったため、あま […] 元和通宝(げんなつうほう) 元和通宝とは、江戸時代の元号を銭銘とした銅銭で、正式な鋳造記録がないため、幕府によって鋳造された銭貨であるのか、発行目的は何なのかなど、謎の多い銭貨です。 銅銭と銀銭がありますが、慶事記念用であったようです。 全体に現存 […] 大判、小判が現代にあったなら何円になるの? 大判、小判が現代にあったなら何円になるの? 年始に実家へ帰ったとき、姪っ子にお年玉をあげてきたのですが、そのときにこんな質問をもらいました。 「大判小判は今の何円なの?大判が1万円札で、小判が5千円札?」 ゆきんこ、そん […] 藩札 越前福井藩(はんさつ えちぜんふくいはん) 江戸時代の日本では、貨幣不足を補う等の目的で、各藩独自の紙幣が発行されていました。 その中でも、初期に発行をされた物が、越前福井藩発行の銀拾匁札です。 その材料としては、五箇村ですかれた越前和紙が利用さていました。 越前 […] 叶手元祐(かのうげんゆう・かのうでげんゆう) 叶手元祐とは、日本国内で私鋳された鐚銭です。 表面に宋銭の「元佑通宝」と同じ銭文があり、背面に「口」と「叶」がある物を区別し「叶」と呼ぶようになり、それと共通した書体を持つ一群の銅銭を叶手元佑と呼ぶようになりました。 「 […] 太政官札(だじょうかんさつ) 太政官札とは、明治元年に明治政府により発行された紙幣で、10両、5両、1両、1分、1朱の5種類の金種がありました。 当初は13年間の発行期限でしたが、成立したばかりの新政府の信用をよりどころにする紙幣であることや、偽札が […] 攵久永寳 草文(ぶんきゅうえいほう そうぶん ) 江戸時代の幕末に流通した文久永宝には、主に三つの書体があることが知られています。 その書体の一つとして、草文と呼ばれる物があります。 この書体は、老中の板倉勝静が書いたもので、「文」の文字が草書体の「攵」であることと、「 […] 咸豊通宝(かんぽうつうほう) 咸豊通宝とは、清王朝の第9代皇帝咸豊帝の時代に鋳造された銭貨で、清朝銭としては珍しく、銅銭と鉄銭の2種類が鋳造されています。 金種は当五、当十、当百、当五十、当百、当千まであり、それぞれに価値は様々ですが、とくに大型の物 […] « 1 … 6 7 8 9 10 11 12 »