希少価値のある現代紙幣
希少価値のある現代紙幣(げんだいしへい)は、あまり多くはありませんが存在しています。古銭の買取市場では、夏目漱石の1,000円札の記番号がそろったゾロ目と呼ばれるものが、額面価格の20倍ほどで取引されることもあります。また、エラー紙幣と呼ばれる印刷ミスのある紙幣も古銭の価値が高く高額で取引されています。オーククションなどでは、両面に福沢諭吉が印刷されている1万円札が、740,000円もの高値で落札された例があるほどです。
人気のある希少価値のある現代紙幣
一万円 AA券(いちまんえん えーえーけん)
希少価値 | ★★★☆☆ | |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 平成時代 | |
素 材 | 紙 |
ゾロ目や切り番だけでなくAA券と呼ばれるものもプレミアがつく場合があります。
AAというのはA000001Aなど最初と最後が同じアルファベットの紙幣です。
よく間違えるのがAA000001Aという頭にAAがふたつついているお金でこちらは価値がありません。
ただせっかくプレミアがつくお札を持っていたとしても、折れ目があったり、汚れていたりすると、買取の際に極端に価値が下がる場合があります。
できるだけ綺麗な状態で保管し、印象を良くする努力をすることが高額査定のコツになります。
千円紙幣 ゾロ目(せんえんしへい ぞろめ)
希少価値 | ★★★☆☆ | |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 1984年 / 昭和時代、 平成時代 | |
素 材 | 紙 |
1984年(昭和59年)から2007年(平成19年)まで製造されていた日本の千円札です。
夏目漱石の人物が印刷されており、覚えている方も多いのではないでしょうか。
愛好家の中にはゾロ目を好んで集める人が多数います。
そのため夏目漱石の千円札もゾロ目であれば数千円から数万円での買取が期待できるでしょう。
また700000などの切りの良い数字もプレミアがつく場合があります。
売り先を間違えると低く見積もられる場合もありますので、まずは古銭やコインの買取店へ依頼するようにしましょう。
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