江戸 | 古銭価値一覧 - Part 6 攵久永寳 草文(ぶんきゅうえいほう そうぶん ) 江戸時代の幕末に流通した文久永宝には、主に三つの書体があることが知られています。 その書体の一つとして、草文と呼ばれる物があります。 この書体は、老中の板倉勝静が書いたもので、「文」の文字が草書体の「攵」であることと、「 […] 咸豊通宝(かんぽうつうほう) 咸豊通宝とは、清王朝の第9代皇帝咸豊帝の時代に鋳造された銭貨で、清朝銭としては珍しく、銅銭と鉄銭の2種類が鋳造されています。 金種は当五、当十、当百、当五十、当百、当千まであり、それぞれに価値は様々ですが、とくに大型の物 […] 太平通宝(たいへいつうほう) 太平通宝とは、太平興国元年、北宋の第2代皇帝太宗の時代に鋳造された銅銭で、銭貨が不足していた日本に輸出され、渡来銭としても利用されていました。 表面には「太平通寶」と刻印され、裏面は無紋です。 太平通宝には、北宋で鋳造さ […] 二字宝永(にじほうえい) 二字宝永とは、宝永通宝の発行に先立って、宝永4年に試鋳された銅製の試鋳銭で、表面の左右に「寳永」の二文字が刻印されているため、このように呼ばれています。 背面には、上下左右に「万代通用」と刻印されています。 この銅銭は試 […] 明暦大判金(めいれきおおばんきん) 江戸時代の明暦3年に起きた明暦の大火は、江戸の街の大半を焼き、幕府の御金蔵も被害を受けました。 そのために、溶けた金銀を鋳造し直す必要が生じたのですが、その際に鋳造し直された大判が、明暦大判と呼ばれています。 明暦大判は […] 太平通宝(たいへいつうほう) 太平通宝とは、太平興国元年、北宋の第2代皇帝太宗の時代に鋳造された銅銭で、銭貨が不足していた日本に輸出され、渡来銭としても利用されていました。 表面には「太平通寶」と刻印され、裏面は無紋です。 太平通宝には、北宋で鋳造さ […] 元禄開珍(げんろくかいちん) 江戸時代、様々な文化が発展していく中、庶民の間で絵銭という貨幣の類似品が鋳造されるようになりました。 絵銭は、お守り、記念品、おもちゃとして利用され、元禄開珍もその中の一つとして伝わっています。 表面には「元禄開珎」、裏 […] 盛岡銀判 八匁(もりおかぎんばん はちもんめ) 盛岡銀判の八匁とは、盛岡藩が江戸幕府の許可を得て、戊辰戦争の軍事費用調達のために発行した地方通貨と言われています。 しかし、多くの銀判はよい状態で残されているため、実際にはほとんど流通しなかったものと思われます。 盛岡銀 […] 淳熙元宝(じゅんきげんぽう) 淳熈元宝とは、南宋の第2代皇帝孝宗の時代に鋳造された銭貨です。 南宋で鋳造された銭貨の背面には、鋳造された年数が刻印されているため、南宋番銭と呼ばれ、コレクターから親しまれていますが、この銭貨は七から始まり、十六までが存 […] 貞享通宝(じょうきょうつうほう) 江戸幕府の5代将軍、徳川綱吉の時代、天和4年2月21日、讖緯説で政治上の変革が起こるとされる甲子革令に当たるため、その厄災を避ける目的で、元号が貞享と改元されました。 この年に鋳造された銀銭が貞享通宝です。 表面には「貞 […] « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 … 12 » 関連記事 文久永寶 真文(ぶんきゅうえいほう しんぶん )... 文久永寶とは、江戸時代に流通した銭貨です。 文久永寶には、主に三 続きを読む »