江戸 | 古銭価値一覧 - Part 3 五位堂銭 菊(ごいどうせん きく) 五位堂銭は、銭とつきますが、貨幣として作られたのではありません。 五位堂は鋳物で有名な場所ですが、その鋳物を作る際、溶けた鉄が残ります。 その鉄を用い職人さんたちは、菊などの文様をあしらった、子ども用の「石けり」を作りま […] 皇宋通宝(こうそうつうほう) 皇宋通宝とは、北宋時代の中国の貨幣です。 この貨幣は、日本に大量に輸出されたため、寛永通宝ができる以前に、最も流通していた渡来銭でした。 書体は、真書体・篆書体の物が存在します。 大量に鋳造されたようですが、状態のいい物 […] 洪武通宝(こうぶつうほう) 洪武通宝とは、中国の明代に鋳造されるようになった貨幣です。 日本では、寛永通宝が鋳造されるまで、渡来銭として利用されていました。 北京、浙江、江西、広東、福建など、その鋳造地を示す文字が貨幣の背面に記されている物もあり、 […] 筑前通宝(ちくぜんつうほう) 筑前通宝とは福岡藩により鋳造された、天保通宝によく似た小判型の穴銭です。江戸幕府から地方銭として発行の許可が出なかったため、試鋳銭のみの鋳造となっていますので、現存数がとても少なく、非常に貴重な古銭だといえます。その希少 […] いらない古銭を買取業者に売ってみた その2 いらない古銭を買取業者に売ってみた その2 以前にも書いたのですが、古銭・古紙幣を重複して持たない主義のゆきんこ。 今あるコレクションたちを選別して、再び買取の依頼をすることにしました。 依頼先は前回と同じウルトラバイヤ […] 水戸虎銭(みとこせん、みととらせん) 水戸虎銭は、幕末の日本で鋳造された地方銭の一種で、もともとは、水戸藩の銭座が吹き始めの際に、記念としてまいた蒔銭(まきぜに)であったと言われています。 表裏の判断には諸説あり、より深く刻印されているほうが表面とされていま […] 慶長通宝(けいちょうつうほう) 慶長通宝は、それまで広く流通していた永楽通宝に代わる銭貨として、江戸幕府により鋳造されたと言われています。 幕府により一から製造された鋳型により鋳造された物と、永楽通宝から「永楽」の文字を削って改造した物を鋳型とした私鋳 […] お金の歴史年表4 現代(近代社会・明治)編 お金の歴史年表4 現代(近代社会・明治)編 ■明治時代(1868年から1912年) 明治時代には、日本のお金に大きく二つの動きがありました。 まず一つは、政府による紙幣の発行です。 1868年に「太政官札」という、日本で […] 天保通貨の価値ってどれくらい? 天保通貨の価値ってどれくらい? 天保通宝とは、江戸時代に作られた、小判型の穴銭のことです。 とっても昔のことですが、お菓子のおまけにもなったことがあったり、骨董市でもよく見かけるため、あまり価値はないような印象を受ける古 […] 文久永寶 真文(ぶんきゅうえいほう しんぶん ) 文久永寶とは、江戸時代に流通した銭貨です。 文久永寶には、主に三つの書体があることが知られています。 その書体の一つが真文と呼ばれる物になります。 この書体は、若年寄の小笠原長行が書いたものと伝えられており、見分け方とし […] « 1 2 3 4 5 6 7 … 12 » 関連記事 水戸虎銭(みとこせん、みととらせん)... 水戸虎銭は、幕末の日本で鋳造された地方銭の一種で、もともとは、水戸藩の 続きを読む »