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文久永宝

文久永宝
文久永宝のイラスト
文久永宝(ぶんきゅうえいほう)は、幕末に流通していた銅製の古銭です。

文久永宝の形状は丸型で正方形の穴があります。

鋳造されていたのは、文久3年(1863年)から慶応3年(1867年)までの約4年間と短いのですが、古銭の価値はあまり高くありません。

余程保存状態がいいレアものでない限り、古銭の買取店での買取価格は、50円程度になります。

文久永宝を買い求める場合、レアなものを含めた平均的な値段は7,000円程度になりますが、めずらくないものは100円程度から買い求めることができるので、古銭の収集の手始めには、ちょうどいいかもしれません。

人気のある文久永宝

文久永寶 真文(ぶんきゅうえいほう しんぶん )

文久永寶 真文(ぶんきゅうえいほう しんぶん ):表 文久永寶 真文(ぶんきゅうえいほう しんぶん ):裏 希少価値★☆☆☆☆
相場価格1〜499円
時代背景 文久3年 / 1863年 / 江戸時代
素 材

文久永寶とは、江戸時代に流通した銭貨です。

文久永寶には、主に三つの書体があることが知られています。

その書体の一つが真文と呼ばれる物になります。

この書体は、若年寄の小笠原長行が書いたものと伝えられており、見分け方としては、「文」の文字が楷書体であることがあげられます。

古銭は、書体の違いや、エラーの有無などによって、その価値が変わってきます。

コレクションの世界では、価格が上がる事もあります。

お売りになる予定であれば、折りを見て古銭の専門家などに相談してみても良いでしょう。

攵久永宝 略宝(ぶんきゅうえいほう りゃくほう)

攵久永宝 略宝(ぶんきゅうえいほう りゃくほう):表 攵久永宝 略宝(ぶんきゅうえいほう りゃくほう):裏 希少価値
相場価格1〜499円
時代背景 久3年 / 1863年 / 江戸時代
素 材

文久永宝には、分類として、主に3種類の書体が存在します。

その書体の一つが、略宝と呼ばれる物で、松平慶永の筆とされています。

略字の「宝」が使われていて、そこで見分けることができます。

文久永宝はありふれた古銭ではありますが、略宝の中には、「小字」という、大変珍しい、価値のある物が存在しています。

古銭の価値判断は素人では難しいので、まずは古銭買取の専門店で鑑定してもらうことが、適切な相場での換金につながります。

攵久永寳 草文(ぶんきゅうえいほう そうぶん )

攵久永寳 草文(ぶんきゅうえいほう そうぶん ):表 攵久永寳 草文(ぶんきゅうえいほう そうぶん ):裏 希少価値★☆☆☆☆
相場価格1〜499円
時代背景 文久3年 / 1863年 / 江戸時代
素 材

江戸時代の幕末に流通した文久永宝には、主に三つの書体があることが知られています。

その書体の一つとして、草文と呼ばれる物があります。

この書体は、老中の板倉勝静が書いたもので、「文」の文字が草書体の「攵」であることと、「寶」という文字が使われていることで見分けることができます。

文久永宝の中でも、オーソドックスな物とされていますが、価値のある物もわずかに存在します。

お売りになることを考えるなら、古銭買取の専門店に見てもらうのがいいでしょう。

相場を把握するために、古銭専門店の鑑定士に見てもらうと安心と言えます。

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