銅
二十銭銀貨幣 旭日 (にじゅっせんぎんかへい きょくじつ)
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
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相場価格 | 10,000〜49,999円 | |
時代背景 | 明治時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
明治39年(1906年)、銀相場が上昇に転じたことで銀を約25%減量し、龍図を日章に変更する改正が行われました。
その時に発行されたのが20銭銀貨幣(旭日)です。
通品は数千円で取引されることが多い古銭ですが、特に明治44年に発行された品は数が出回っておらず、愛好家の間で人気があります。
買取となると数十万円の価値があるものもありますので、買取専門店の鑑定士に慎重に調べてもらってから換金をした方がよいでしょう。
乾元大宝(けんげんたいほう)
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 天徳2年 / 958年 / 平安時代 | |
素 材 | 銅、 鉛 |
乾元大宝は皇朝十二銭の最後の通貨で、958年村上天皇のときに鋳造されたものです。
表面には時計回りに、乾元大寳と回読で表記されており、裏面は無紋です。
重さは2.5g程度で、主に銅で作られています。
乾元大宝1枚に対し、旧銭10枚の交換比率が適用されたと考えられています。
しかし鉛が75%以上と品質が非常に低い物が多く、文字が読めない物も少なくありません。
流通範囲も狭かったといわれています。
現在残っている物も品質に差があり、買取価格は数万円から数十万円前後と相場に開きがあります。
承和昌宝(じょうわしょうほう)
希少価値 | ★★★★☆ | |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 承和2年 / 835年 / 平安時代 | |
素 材 | 銅 |
承和昌宝は承和2年に日本で鋳造、発行された銭貨で皇朝十二銭の1つで、日本で初めて元号の称号が使われました。
通説では承和昌宝が以後の銭貨の基準になったとされています。
ですが、このころから品質の悪化や、銭貨自体の大きさが小さくなり、美品で残っているものは少ないといわれています。
相場は一万円から数十万ともいわれ、とても人気の高い古銭のひとつです。
お手持ちの承和昌宝を売買するなら、ぜひ専門家に見てもらいましょう。
二銭銅貨(にせんどうか)
希少価値 | ||
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 明治6年 / 1873年 / 明治時代 | |
素 材 | 錫、 銅、 亜鉛 |
二銭銅貨は明治6年(1873年)銅貨製造所が完成すると、新しく制定された二銭、デザインが変更された一銭、半銭および一厘銅貨の製造が同時に開始されました。
銅貨の中でも比較的安価で手に入れることができ買取はあまり期待できない可能性があります。
しかし明治6年の品は流通数が少なく1万円をこえることも期待できるので、しっかりと査定できるコインや古銭の買取専門店に査定してもらえると安心です。
新一円銀貨(しんいちえんぎんか)
希少価値 | ★★★★☆ | |
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相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
時代背景 | 明治7年 / 1874年 / 明治時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
1871年(明治4年)の新貨条例により、対外貿易専用銀貨として発行された一円金貨は、1874年(明治7年)にはデザインが一新されました。
これが新一円銀貨です。
収集家の間で非常に人気がある古銭で、年号や状態により数千円から数十万円もの大差が生まれます。
今は廃貨となっているため贋作が犯罪とならず、だまされないよう買取も慎重に決めなくてはいけません。
硬貨の価値を正確に評価してくれる、プロの鑑定士に相談することが大事です。
旧一円銀貨(きゅういちえんぎんか)
希少価値 | ★★★★☆ | |
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相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
時代背景 | 明治7年 / 1874年 / 明治時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
旧一円銀貨は1871年(明治4年)の新貨条例により、対外貿易専用銀貨として発行されると台湾や中国で流通しました。
1874年(明治7年)には新一円銀貨へと代わりデザインが一新されましたが、今でも根強い人気があります。
一円銀貨は古銭の中でも収集家が多いことでも知られており、買取価格も高額になりやすいでしょう。
振り幅が大きく数千円から数十万円もの差があり、贋作も多いので、買取の際には目利き高い査定員にしっかりと判断してもらう必要があります。
二十銭銀貨幣 龍(にじゅっせんぎんかへい りゅう)
希少価値 | ★★★☆☆ | |
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相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
時代背景 | 明治6年 / 1873年 / 明治時代 | |
素 材 | 銀、 銅 |
明治6年(1873年)2月、補助銀貨の量目が不足していることを補うため改正されて20銭銀貨幣(龍)は発行されました。
表裏の図案変更して「錢」の額面を「SEN」と表記するなど違いがみられます。
製造された年代や状況により買取価格は変わりますが、数万円で取引されることが多いようです。
ただ明治13年に製造された品はレアもので百万円以上するものもあります。
価値がどのようになっているか調べるのであれば、価値を理解してくれる専門家に依頼し、市場価値を査定してもらうのが得策と言えるでしょう。
淳熙元宝(じゅんきげんぽう)
淳熈元宝とは、南宋の第2代皇帝孝宗の時代に鋳造された銭貨です。
南宋で鋳造された銭貨の背面には、鋳造された年数が刻印されているため、南宋番銭と呼ばれ、コレクターから親しまれていますが、この銭貨は七から始まり、十六までが存在します。
真書、篆書、隷書体があり、物によっては5,000円から1万円以上の価値で取引がされています。
人気のある古銭ですので、古銭買取のを利用することで、より満足のいく結果が得られるかもしれません。
元禄開珍(げんろくかいちん)
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 元禄6号 / 1693年 / 江戸時代 | |
素 材 | 銅 |
江戸時代、様々な文化が発展していく中、庶民の間で絵銭という貨幣の類似品が鋳造されるようになりました。
絵銭は、お守り、記念品、おもちゃとして利用され、元禄開珍もその中の一つとして伝わっています。
表面には「元禄開珎」、裏面には、「一ト」という文字や、鶏の絵が刻印されています。
絵銭は収集家も多く、人気の古銭です。
高値での売買をご希望であれば、古銭の買取を行っているお店を利用することで、より満足のいく結果が得られるかもしれません。
布貨(ふか)
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
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相場価格 | 1,000〜9,999円 | |
時代背景 | 飛鳥時代 | |
素 材 | 銅 |
中国は春秋時代、青銅を鋳造して貨幣とするようになりました。そのひとつが布貨(ふか)で鋤の形をしており、晋・斉・韓・魏・趙・燕で用いられました。また布銭、布幣とも言われています。小判のように重ねて使うこともできたそうです。原価が銅ということで価値があまりないため、買取価格も数千円で取引されることが多いでしょう。ただ中国の古銭ということもあり、海外での価値が高い場合もあります。海外に詳しい専門家に聞いてみるとよいでしょう。
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